本村における国民年金事業は、年々向上がみられますが無年金者や未加入者も増加しつつあります。その主因としては、国民年金制度に対する理解がまだまだ不十分であることが考えられます。そこで十一月を国民年金制度推進月間と定め、村民へ国民年金制度の周知徹底をして、保険料の納付促進、および年金加入の促進を図っています。すべての村民が年金権を確保して豊かな老後を送りましょう。
国民年金とは
国民年金は、農・漁業従事者や自営業者、サラリーマンや公務員など、またその配偶者も含めた、すべての国民が加入し、歳をとったり、病気やけがで障害者になったり、生活の担い手が死亡して、母子家庭となった場合に、すべての国民に共通の基礎年金を支給し、生活の安定を図ることを目的としています。
本村の国民年金の現状
本村の平成二年度の年金加入者は、二千五百五十九人で、加入率で88・7%です検認率(保険料納付率)は毎年伸びており、本島内では第一位です。これも村民の皆さんの国民年金に対する認識の高まりを示すものです。
波保険者(年金に加入している人)の状況
(1)1号被保険者及び任意1,802(農・漁業や自営業者など)
(2)3号被保険者757人(厚生年金や共済組合の加入者に扶養されている配偶者)合計2,559人
(3)適用率88.7%不在81人(加入率)
年金受給者状況について(平成2年度)
(1)寡婦年金2人921.800円
(2)遺族年金10人8,822,920円
(3)障害年金174人136,970,300円
(4)死亡一時金1人126,500円
5)老齢福祉年金189人64,469,743円
(6)老齢基礎年金922人410,325,500円
合計1,298人621.63763円
検認状況(保険料の納付)について
(1)年度別の推移(大里村)
●昭和62年度77.4%
・昭和63年度81.2%
●平成元年度82.4%
・平成2年度85.9%
(2)沖縄県平成2年度66.2%
3)日本全体(2年度)85.2%
保険料の免除
国民年金の保険料は、二十歳から六十歳になるまで納めることになっています。しかし、四十年間という長い期間のうちには、いつも生活が安定しているとは限りません。障害年金や生活保護を受けている人、生活が苦しくて支払いが困難と認められた場合は、保険料の納付が免除されます。
学生の申請免除
学生は、自分で働いていないことや、親が学資、生活費を負担している場合が多いことから特別の免除基準が設けられています。
繰り上げ請求はよく考えてから
老齢基礎年金は、保険料を納付した期間と納付を免除された期間を合わせて一十五年以上ある人に原則として六十五歳になった時から支給されますが、老齢年金を受ける資格のある人は、希望によって六十歳から繰り上げて年金を受けることができます。しかし、この場合の年金額は、表のように減額され、その減額された額を一生受けることになります。繰り上げ請求は、自分の老後の生活設計を考え、慎重にしたいものですまた、六十歳に達した年齢後に繰り下げて老齢基礎年金を請求した場合は、増額された年金を受けることになります。
例えば、60歳で請求すると、65歳受給の58%の407,200円の年金しかもらえません。総額をは一年間に294.800円の差が出ます。
地域経済にも大きな貢献をしています 大里村のキビ代の約二倍
平成二年度の大里村のサトウキビ代と年金受給額を比較すると、年金が約二億七千五百二十三万円多く、キビ代の一、八倍になります。また、県全体では実にキビ代の四倍になり、地城経済の発展に大きく寄与しています。
明るく豊かな老後のために
六十五歳以上の夫婦二人では、年間約百四十万円で月に十一万を越え、ある稈度年金だけでも生活できる額となっています。特に高齢者にとって年金は、生活の支えです。安定した長寿社会を迎えるためにも国民年金制度は、ますます重要になってきます。日本は、世界一の長寿国です。なかでも日本一の長寿県である沖縄県は、国民年金の恩恵を一番受けている県です。明るく豊かな老後を送るためには、確実な年金額を確保することが大切です。村民一人ひとりが年金制度に関心をもち、老後に年金をもらえない人(無年金者)が出ないように村民ぐるみで国民年金を推進しましよう。
私たちもお手伝いします
村から委嘱された年金指導員です。家庭を訪問して、年金について、指導、助言、徴収を行っています。将来の生活設計はだいじようぶですか?まだまだ若いからと安心しているあなた!あの時、納めておけば……」って、ならないように。きちんと保険料は納めましょう。
| ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/1kymNgx50AW8mV5lGYZ56rCS3cxJpudth/view?usp=drive_link |
|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008461 |
| 内容コード | G000000984-0001 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと 第152号 |
| ページ | 2-3 |
| 年代区分 | 1990年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1991/11/01 |
| 公開日 | 2026/03/27 |