家庭を嫌い、学校もやめてバイクに興じる達哉。ある日、暴走族と乱闘して保護観察処分になる。冷たい父、生活に疲れた母のもとにありながらも、達哉の心は保護司・小暮の努力によって少しずつ開かれていく。だが、ガソリンスタンドに勤めて初めての給料日に、達哉は再び暴走族に襲われる……。これは、今年の"社会を明るくする運動"の広報映画「グッド・モーニング」(脚本・監督/中岡京平)のストーリー。主人公の少年が立ち直るまでの家族との葛藤、保護司とのふれあい更生に協力する人々の姿などが迫力ある映像で描かれています。
草の根から始まり 今年で四十回目
"社会を明るくする運動"は
わたしたち一人一人が、犯罪の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、力を合わせて犯罪のない明るい社会を築こうとする運動です。この運動の始まりは、昭和一十四年の七月に、「犯罪者予防更生法」ができたのを記念して東京・銀座の商店主の人たちが、「銀座フェアー」を開いたのがきっかけです。その後、昭和二十六年から名称を"社会を明るくする運動"としてスタート、今年で四十回目を迎えます。
増える少年犯罪
最近の犯罪情勢をみると、成人の犯罪がほぼ横ばいなのに対し、少年非行は依然として高い水準にあります。例えば、昨年一年間で刑法犯として検挙された少年は十六万五千五十三人。刑法犯全検挙人員の半数以上を一十歳未満の少年が占めているのです。また、十四歳~十六歳といった年齢の低い少年や、両親がいて経済的にも不自由のない普通の家庭の少年による非行が多いことも最近の特徴です。さらに、殺人や強盗、暴行・傷害事件など、凶悪な犯罪も増えています。
立ち直りは周囲の心遣いや気配りから
こうしたことから、"社会を明るくする運動"では、少年の非行防止と更生の援助を重点目標に、期間中、全国各地で冒頭に挙げた広報映画の上映会のほか街頭パレード、住民集会、講演会、矯正展など、さまざまな行事を行います。また、七月一日には運動発祥の地・銀座で、四十回記念フェスティバルも開かれます。ふれあいと対話が築く明るい社会」-わたしたちのちょっとした心遣いや気配りが非行に走った少年や犯罪を犯した人たちを、立ち直らせるひとつのきっかけになるかもしれませんね。
| ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/1hGpv3PAAi6STVwWhSi0rHiFmapONu00f/view?usp=drive_link |
|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008461 |
| 内容コード | G000000969-0004 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと 第137号 |
| ページ | 3 |
| 年代区分 | 1990年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1990/07/01 |
| 公開日 | 2026/03/27 |