いわし雲日和いよいよ
定まりぬ 高浜虚子
夏のシンボルの入道雲が消え、台風シーズンも終わつて、いわし雲が見られるようになると、いよいよ秋本番です。さわやかなブルーの空に、綿を細かくちぎったような雲がいっぱいに広がるのが、いわし雲。いわしが群れをなしているのに似ているからです。この雲がでると、いわしの群れがくるという漁師もいます。いわし雲と一般にいわれるのは絹積雲で、五千~万三千メートルの高い空にあらわれる高層雲です。天高く馬肥える、といわれる秋を代表する雲です。絹積雲は、また、「さば雲」とも呼ばれます。さばのうろこにも似ているからでしようか。この雲がでるころが、秋さばの漁期だともいいます。それにしても、都会では、とわいわしの姿など見たことのない子もいるようです。いわしは、養殖魚の餌や肥料になってしまうことが多いのですが最近は健康食品として見直されています。これは、高血圧を防ぐタウリンやエイコサペンタエン酸を、豊富に含んでいるからです。現在いわしは、年間四百万トンほどの漁獲のうち、一割くらいが生鮮魚として食卓に上っていますが太平洋沿岸のマイワシが激減しているという話もあり、少し気にかかりまさて、毎年九月は健康増進普及月間です。いわしは、安くて身近なタンパク源-。これから、より親しまれるようになるかもしれませんね。
| ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/1th5P4PnIGJ3vDumwZS98DSLu27To97lq/view?usp=drive_link |
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| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008461 |
| 内容コード | G000000960-0016 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと 第128号 |
| ページ | 9 |
| 年代区分 | 1980年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1989/09/01 |
| 公開日 | 2026/03/27 |