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新入園・入学を控えて いま身につけさせよう子供への交通道徳

三月に入り暖かくなってくると、子供たちは待っていたかのように外で遊びはじめます。思い切って体を動かせるのが、とてもうれしそうです。しかし、この時期に怖いのは交通事故-特に入園・入学を控えた子供の死亡ニュースほど悲しいものはありません

指導を繰り返し習慣づけを
昭和六十二年の「交通統計」によると、六歳以下の子供の歩行中に起きた交通事故は五千四百七件。このうち五五・七%は「とび出し」が原因によるものです。これらの事故を発生時間帯でみると、最も多い時間帯は午後四時から六時までで、この時間帯に発生する事故が、全体の約二八%を占めています。こうした事故を減らしていくには、まず両親(大人)が幼児のもつ特性を知り、それに応じた具体的な交通安全のための指導を繰り返し行い、習慣づけをすることが大切です。

通園・通学路を一緒に歩こう
幼児の主な特性は、次のようなものです。
①一つのものに注意が向くと、周りのものが目に入らない
例えば、手から放れた風船や転がったボールを追いかけて、道路にとび出すなどの行動です。
②気分によって行動が変わる
子供は喜怒哀楽が激しく、感情によって思わぬ行動を起こしかねません。
③抽象的な言葉だけでは、よく理解できない
危ないよ」、「気をつけてね」という具体性のない言葉だけではわかりません。どうして危ないのか、何に気をつければよいのかを理解させることが大切です。
④物事を単純にしか理解しない
手を上げさえすれば、いつでもどこでも車は止まると思いこんだり、信号が青に変わると、車の停止を確認しないで走り出す傾向があります。
⑤大人のまねをする
大人が近くの横断歩道を渡らずに道路を横断したり、信号無視をするのを見ると、まねをします。
⑥幼児は視野が狭く、視点が低い
幼児の視野は大人より狭く、視点は大人よりも低いため、物陰から出てくる車などが見えずとび出してしまいます。特に、入園・入学を控えたお子さんが道路に出るときや道路を渡るときは、必ずいったん止まって右・左を確認する習慣を身につけさせましょう。また、両親(大人)が事前に通園路や通学路を子供と一緒に歩き、危険な場所を確認し、それらの場所ではどのようなことに気をつけなければならないかを、具体的に教えてあげることが大切です。

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/1pNkRbOr3YYmCs4_8dgMBW8oGK5mLU5QR/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008461
内容コード G000000955-0015
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと 第123号
ページ 10
年代区分 1980年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1989/03/01
公開日