次代を担う少年少女に対し、早くから税についての関心を高め、正しく税を理解してもらおうと、先ほど行われた那覇青色申告納税貯蓄組合主催の中学生「税に関する作文」に、大里中学校から優秀一人を含む、優良、佳作、入選などに百四十七人が入賞しました。その中から、優秀賞を受賞した川平明香さん(同三年)の作文を、税の申告時期にちなんで紹介致します。
「納税の大切さを知って」 大里中三年川平明香
「納税」なんのためにするだろうか、私は中学三年にもなりながら納税の役割その意味さえもあまり知りませんでした。世間で税のことについて、騒がれても私には全く関係のないものとしか税のことを考えてなかったのです。そんな私に納税に興味と関心をもたらしたのが、母の苦しそうな言葉でした。「大きな家を造ったら、また家の税金も高くなるねェ」と一人ごとのように言っている母が私にはかわいそうに思えたのです。それに驚いたのが四年前に新築した自分の家がこんなに多くの税金が課されているなんて、全然予想もしてなかったことです。こんなにたくさんのお金を納めて、どんなのにこのお金が使われるのだろうと疑問に思う気持ちが私に税の大切さを知るきっかけとなったのです。三年生になり公民を社会の授業で教わっています。授業の中で、納税が日本の三大義務となっていることも知りました。国民一人一人が国のために、汗水流して働いたお金を納めているのです。私が考えるには、この広い日本の多くの人々の中には、納税に反感をもっている人もいると思います。私は、この人たちに納税がどんなに大事か知ってもらいたいと思います。自分の身の周りをよく見て考えて下さい。私達人間が、安全に暮らしていくのにたくさんの公共物にお世話になっています。例えば、いつも何気なしに通る道路だってそうです。この作文を書いていて、思い出したことがありました。私が、家族で中部にドライブに行った時に通った道の入口の方に「この道は自動車税で作られたものです」という大きな看板があったことを思い出したのです。その時は、変わった看板だなあと単純にしか考えていませんでした。自動車税についての知識も私にはありませんでした。沖縄県内の道路いえ日本全国の道路の工事に用いる資金は、住民からでているのです。道路がきれいに整備されていない生活を考えてみてもこわいような気がします。街灯だってそうです。もし街灯がなければどうなることでしょうか、暗くてなにも見えなければ人と車が、ぶつかることだってあるかもしれません。交通事故もひんばんに起こることでしょう。私達住民が納めているお金は、こうやって人々のために使われ社会の治安に役立っているのです。かぞえあげればきりがありません。今、現在納税に反感をもっている人々は、こういうところに目を向けて考えてほしいと思います。
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| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008461 |
| 内容コード | G000000954-0019 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと 第122号 |
| ページ | 11 |
| 年代区分 | 1980年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1989/02/01 |
| 公開日 | 2026/03/27 |