なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

35年ぶりにシタク綱復活大城区大綱洩き

雄姿に歓声
去る八月二十八日、大城区(城間孝吉区長)の大綱洩きが行われ、昭和二十八年以来途絶えていた「シタク綱」が復活し、三十五年ぶりに雄姿を披露しました。この日、綱引き会場となる公民館前広場には、午後三時ごろから村内外の見学者が続々と詰め駆け、五時には二千人余の観衆で埋まリシタク綱への期待の大きさを伺わせた。午後五時三〇分、東西両陣営とも前踊りする婦人達を先頭に、鼓打ち、鉦鼓打フラ吹き、旗頭、大綱の順に行列を組み、広場まで道スネーを行った。東が北山若按司、謝名親方、里村。西が本部大按司、謝花大主石川ヒャーに粉したシタクを乗せた大綱が東西から登場すると、観客は総立ちとなり、どよめきと共に拍手や指笛が鳴り響いた。大綱は中央で対峙し、ヒャーユイの掛け声で綱上のシタクが太刀やなぎなたで互いにけん制し、対決ムードを高める。やがて雌雄の大綱は接合されカマチ棒が入れられると、地上に降され、旗の合図で綱引きが始まり、綱に群がった数百人の人達が「ヒャー」「ヒャー」の掛け声に合せて引き合う。綱は上下に激しく揺れ、カマチ棒が大地をたたき地響きが起きる。数分後、大綱は西方に引っ張られ勝負が決まると、両陣営から四本の旗頭が繰り出し、ソーゴやドラ鐘の激しいリズムに合せて乱舞するガーエーで、ムードは最高潮に達した。二本目は東が勝ち仲良く星を分けあった。この日は民謡ショーやエイサーも行われ、区民や村内外から詰めかけた二千人余の観衆は夜遅くまで祭り気分に酔いしれていました。

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大分類 テキスト
資料コード 008460
内容コード G000000951-0019
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと第119号(1988年10月)
ページ 10-11
年代区分 1980年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1988/10/01
公開日 2026/03/27