七月は、「青少年を非行からまもる全国強調月間」での。夏休みに入ると、解放感から子供の心がゆるみ、非行にはしりがちです。小・中・高校生のお子さんをお持ちのご両親には、頭の痛い季節。そこで、少年非行や登校拒否などの少年問題を力ウンセリング指導している、家庭ケースワーク研究所所長若佐壽夫さんに、非行を防ペポイントを聞きました。
親の生活を見せる絶好の機会
朝から晩まで子供と一緒の四十日間。夏休みは親、特に母親にとっては、幼児期のときと違って子供にわずらわしさを感ずることもあるでしようし、目さわりに思えることもあるでしよう。しかし、視点を変えれば、夏休みは、親の日常生活のありのままを子供に見せる絶好の機会なのです。夏休みを特別な期間と考えず、構えず、いつもどおりの生活を送り、子供をその中に巻きこむことによって子供は親の観察者となり得るのです。年齢が高くなるほど、批判的で辛らつな眼で見られる覚悟は必要です。しかし、わが家の暮らしが当たり前に動いている背後にある親の存在を、必ず子供は感じとるものです。そしてこれは、子供の非行化を防ぐ、家庭の基本的な役割でもあります。
子供に出させる夏休みプラン
夏休みは、子供の自立心を養う絶好の機会ですが、一歩間違うと、とんでもない方向にむかう危険性もはらんでいます。夏休み前に休み中の大ざっぱな計画を子供に出させ、一緒に検討してください。学校からの一般的な注意事項も、わが家の状況に合わせて話し合ってください。たとえば"夜遊びはやめよう"とあったら、わが家にとって、何時からが夜遊びになるのか、という具合に。遠くの親類を訪ねることなども含め、親から離れて外泊するプランについては厳しすぎると思うくらいに目を配ってください。子供がうるさがっても、お父さんたちはこういうことはきちんとしたいのだという姿勢を崩さないことか大切です。ひとたび外泊は気楽なものだという下地ができると親子間で何か起こったとき簡単に家を飛び出すという行動につなかる心配があります。
伝言板のやりとりで親子の対話を
最後にひとつ提案を。休みを機に、台所やトイレなどに伝言板を取り付け、文字による親子のコミュニケーションをはかってくださ口では言い争いになることも、文字にすると冷静に伝わります。お互いに気づかなかった一面に触れるなど、なかなか効果があるものです。
| ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/1MXBM5KiHucdxZ2OAYlfjVxB6upPXSW47/view?usp=drive_link |
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| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008460 |
| 内容コード | G000000948-0011 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと 第116号 |
| ページ | 9 |
| 年代区分 | 1980年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1988/07/01 |
| 公開日 | ー |