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豚コレラ発生から1年-予防注射の徹底を!

饒平名獣医
昨年十月四日に北部地域に発生した豚コレラは、またたくまに沖縄全域に遭延し、二八一二頭に発生しその全頭数が殺処分又は死亡したのである。大里村でも県の緊急防疫対策にのっとって、村経済課が主体になり農協、養豚部会が一体となって、全飼養頭数に対して県の協力を得て、予防注射を実施する他消毒の徹底を図ったのである。
大里村は、発生地の東風平町と南風原町に隣接し、発生のおそれが十分にあったのであるが、村民の力強い協力体勢による防疫対策が実施されたがために、発生を防止することが出来たのである。
豚コレラの発生は、時期を選ばずいつでも発生するので、今後は、防疫対策に十分配慮して、生産した子豚は必ず予防注射を受け、又、繁殖豚は年一回の予防注射を受けることが大切である。豚コレラの冶療薬はないので、豚を豚コレラから守るためには、予防注射を受ける以外に方法はないのである。なお、豚舎の定期的な消毒と、豚舎入り口に踏込槽(消毒薬を入れた箱でハキモノを必ず消毒する)を設置することを忘れてはいけない。
「災害は忘れた頃にやってくる」といわれているので、いつ、どこで発生するかわからない豚コレラを、予防注射の徹底と、定期的な消毒を実施することによって、自分達の財産である豚は、自分達で守るという気がまえを持って、大里村の豚を守っていき、二度とあのおそろしい豚コレラが発生しないようにしなけれいけないと思う。

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大分類 テキスト
資料コード 008460
内容コード G000000941-0015
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと 第109号
ページ 10
年代区分 1980年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1987/10/01
公開日