なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

大里の 民話・伝説1

昨年秋、大里中学校文化祭に、生徒が収集した村内の民話、伝説を抜すいして掲載します。

力くらべに負けた鬼
大里ウナーの話
(鬼モチの話の姉妹編)
西原部落には大里城跡があるが、むかしは、ここに立派な城があった。
そこには、王様がいて、仕える家来も大勢いた。
その家来の中で、ものすごく力のあるものがいた。それが、ウナー(鬼モチの伝説の鬼のこと)と力くらべをすることになった。それも、ウナーが勝ったら食べてもよいという条件で。
いくら強いといってもウナーに勝てるはずがない。それでも、この家来には、力だけでジンブン(知恵)のないウナーに勝つ作戦はすでに出来ていた。
さて、力くらべは、大きな石をどれだけ遠くまで投げるかを競うもの。予想どおり、ウナーは、普通の人が持ちきれないような大きな石を、西原から遠く首里まで、軽々と投げた。
家来の投げた石はというと、お城の下の南風原部落までも届くか届かないかの所に落ちた。
そのままでは食われてしまう。
家来は、首里に落ちたのが自分ので、南風原に落ちたのはウナーのだということにした。
ウナーはというと、力があってもジンブンがないので、家来の言うことに何の疑問ももたず、簡単に負けってしまったそうだ。

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/18ukLSSwzwU16MShZgdRF2pLVqTpi0bwH/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008460
内容コード G000000914-0015
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと 第82号
ページ 10
年代区分 1980年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1985/01/01
公開日