なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

村内農業の現状―その7― ブドウ・マンゴーに熱い夢 熱帯果樹はジャーガル土壌に最適!!

「熱帯果樹は遠い国から海を渡ってくる」もの-と思っていた。それが、自分で栽培出来るという。
甘ずっぱい香りでボリュームのあるマンゴー、ブリックスが二十度にもなり豪華なデザートである巨峰(ブドウ)、その他シャシャップ、カニステル、アテモア等々。
大里村でブドウ狩り、マンゴー狩りをし、大規模の熱帯果樹園を造ったら………と熱い熱い夢が広がる。
この熱い夢に取り組んでいる熱帯果樹研究会である。

現状
村の熱帯果樹研究会は昭和五十九年六月二十九日発足。会員には、趣味の人、生産出荷する人が混っている。辺土名の研究所の指導で栽培がなされている。品目は、マンゴーとブドウが主である。当分は農協を通しての県内出荷、近い将来、本土出荷も予定されている。これまでジャーガル土壌は、PH(ペーハー水素イオン濃度)が高く希アルカリ性で、果樹には適しないと言われてきた。
しかし、化学肥料でPhをおさえることが出来るようになり、マージ土壌よりもかえって成長がよいとのことである。
現在、会員は十七名、この冬と来年の春の出荷を目指して頑張っている。

活動状況
同研究会は、「果樹の生産向上を主眼とし、果樹生産全般に関する研究、栽培技術の習得及び会員相互の親睦と本村農業の発展に寄与することを目的」として、毎月の定例講習会を中心に、連けいを取りながら、年一、二回の視察研修を組んでいる。

課題
何といっても台風と病害虫の予防・対策が重要な課題である。特に台風対策がカギとなる。
村農協としては、黒木、イヌマキ、イスノキを暴風林として植え込むことをすすめている。病害虫予防にも、今後の研究が必要である。


成長が楽しみ
研究会をつくってまだ間もないので、手さぐりの状況です。植えつけたマンゴーやぶどうの苗が、順調に成長していて、ようやく手ごたえを感じます。
毎日の成長を見るのが楽しみですね。果樹園を造ることを夢みながら、大事に大事に育てていますので、生活に張りがあります。今後、研究を続けて素晴しい果樹を栽培していきます
会長の城間孝吉さん
43歳。妻、母、子供2名の5名家族。趣味は園芸。

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/1G53kpm-9rffLN6H1NTgY4rEeGDVFeYQ1/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008460
内容コード G000000911-0005
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと 第79号
ページ 4
年代区分 1980年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1984/09/30
公開日