なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

村内農業の現状―その6― 子牛価格の低迷続く肉用牛 生産意欲の減退を招くおそれも 肉用牛生産部会を訪ねて

三、四年前、一時小康状態があった肉用牛は、今、見通しの立たない低迷を続けているという。
このような状況の中で、大里村肉用牛生産部会は、農協の具体的指導の下に、打開策を見つけようと必死。
改善すべき点は改善し、改良に改良を加えていこうと真剣に取り組んでいる。
村、農協、部会更に他の生産者が一丸となって話し合い、検討して、努力すれば希望の道が開かれることも遠くないであろう。

肉用牛生産部会
設立 昭和四十五年十二月。
部会員数 四十五名。
目的 部会員の相互扶助と親睦、並びに飼育技術の向上を図ると共に部会員の所得を高め、村畜産振興の発展に寄与する。
活動状況 飼育技術や優良品種の奨励技術講習会、研究会の開催。村共進会への協力及び参加。地区、県共進会への参加。県内外への視察研修。
現状
一般的に畜産は、野菜、花卉のような激しい価格の変動はない。価格の変動をグラフで見ると、九、十年間隔の上下のカーブがある。
三、四年前から中間よりやや下の横ばいが続いている。わが大里村肉用牛生産部会は、講習、研究会を充実させ、農協の指導である程度の成果を上げ、地区、県の共進会では、常に上位にある。
子牛を中心とした肉用牛の価格の低迷は、大きな足かせとなっているが、部会員の熱心さと農協のバックアップ、村の対策が実を結べば、大きく開けていく。
課題 今一番の課題は価格をアップして安定させることである。
耕種農家との提携で、肉用牛飼育と土づくりについて農家の認識を高めたい。家業を引き継いで、若者が頑張っていく傾向にはあるが、もっと改善するところ、改良については研究が必要である。


農協、役場に感謝青年が本腰を
価格があまり振わない状況ですが、農協、役場の方がよく相談にのってくれますね。
特に農協の営農指導員は、私たちの為によくやってくれます。
お陰様で、今順調にいっていますよ。
後継者ですが、青年が本腰を入れて肉用牛を研究してもらいたいですね。
もっともっと発展すると思いますよ。
要望ですが、土地改良の際牛舎や堆肥置場を確保してもらいたいです。
肉用牛生産部会長
瑞慶覧長松さん(51歳)
(銭又区)
2男2女の6名家族趣味は海水浴で、毎年夏休みに3、4回家族で海に行く。

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/1MkbB8pC0t25Hf_hAkrO-l7kpWxvXyp7I/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008460
内容コード G000000910-0006
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと 第78号
ページ 4
年代区分 1980年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1984/08/31
公開日