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台湾視察に参加して 村老人クラブ副会長 照屋光子(古堅区〕

日本に生まれてよかった
私たちの老人クラブでは、毎年県外視察研修を実施しています。
今年は台湾に、二十六名のメンバーで、三泊四日の旅でした。
六月十八日、那覇空港を飛び立ち、一時間余で到着。
まず、何もかもスケールが大きいことに驚きました。第一日目は、台北市内の見物です。
道の広いこと、緑したたる街路樹、色彩も鮮やかに彫刻された壁や建物。
建築芸術の粋を集めたような壮厳な忠烈𥿆(戦死者を祭ってある所)。
忠烈𥿆の門には、不動の姿勢の近衛兵。
二百数十年の歴史をもち中国寺廟の代表的建築技術と装飾を誇る龍山寺。
若い男女の参拝者も多く感心しました。
第二日目は、飛行機で高雄へ。ここは農業が盛んな所です。
パパイヤ園、マンゴ園、熱帯果樹の並木。
農家では、マンゴやレイシの収穫期。リヤカー一ぱいに積んで、町に急ぐ姿が見られました。
第三日目、高雄、台南を周りました。台南には孔子廟やその他の文化財があり、広大な農耕地域です。
列車の窓から眺める景色は果てしなく、稲の黄金の穂がゆれています。
台湾の国やあん広さあゆる緑なす田畑果てやねらん
見渡しんならん黄金波立てて稲や万作しあぶしまくら
台湾は、物価が高く給料が安い。貧富の差が激しく自家用車、カラーテレビは高給取りが持っているだけ、一般の家庭には、手が届かないとのことです。
ビルのうちわちにあばら家の並であんし厳さみ人の暮し六月二十一日一行は、元気に帰ってきました。
台湾では、金持ちだけがいい生活をし、貧乏人は働き通し。それでも一向前進がありません。
私は、つくづく日本に生まれて良かったと思います。

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/1eY-NmBd8wJ983Bn1USSll69I2o-tMi5H/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008460
内容コード G000000909-0010
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと 第77号
ページ 6
年代区分 1980年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1984/07/31
公開日