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明日の農業経営のために② 続営農設計の考え方と手順

前回は、営農設計の一般的な手順を示しました。
今回は、農業所得を高めるにはどうすればよいかという方向を述べてみたいと思います。
農業所得を高めるために経営者が選択する経営改善の方向は、次のとおりです。
A 収益性の高い有利な作目の規模拡大を図ること。
  土地、資本、労働力に余裕があるか、調達の条件と可能性を検討する。
B 生産量の拡大を図るには規模拡大と合わせて、単位当り生産量の増大によって、生産量を高める。
C 販売単価の上昇を図る。品質向上、販売方法、出荷時期、出荷先等を検討して、単価を引上げる。
D 経営費の節減を図る。経営費の各費目を検討し、生産コストを引下げる。
E 投資の適正と省力化を図る。
  建物、機械等の利用状況単位当り労働時間、機械利用時間、一日当り家族労働所得、月別労働時間省力化された労働
  の利活用等を検討する。
以上の方向をふまえて改書案を作成するが、その設計すべき項目は、表2のとおりです。
営農設計の内容は、一定の条件のもとで、何を(作目)、どれだけ(規模、面積)、どのようにして、作るか、そのために、どういう生産手段を調達、利用するか、出来たものを、どのように処分し望しい利益を上げるかが明らかであればよいことになります。あなたもさっそく、営農設計を作ってみてはいかがなものでしょうか。
具体的には、農業委員会事務局が、窓口となって相談に応じます。

営農設計(経営改善計画)の主な項目
A 作目の生産計画(作目別面積)
B 土地利用計画(輪作計画)(1筆ごと)
C 家畜飼養給与計画(自給、購入)
D 労働力調達及び作目別利用計画(自家、雇用)
E 主要作目栽培管理計画
F 資金調達、利用償還計画
G 建物、施設機械の導入、利用、更新計画
H 農畜産物の販売出荷計画
I 経営収支計画 施肥、病害虫防除、飼料自給等

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/1zTlaRRUGiok-X5tRBAzqY_DnX6zQJJXB/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008460
内容コード G000000908-0004
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと 第76号
ページ 3
年代区分 1980年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1984/06/30
公開日