大里村の耕地面積は、六百九十ヘクタアール、土壌はジャーガルで、弱アルカリ性土壌となっています。
御承知のように、ジャーガガル土壌は、保水力、肥沃度が高いので、種々の農作物に適した土壌ということが出来ます。
その反面、通気と排水が悪く、泥濘化しやすいので日照時には、土が硬くて、耕やすのに支障が多いものです。
農業形態を見てみますとサトウキビが中心で、昭和三十三~三十四年期の作付面積二百ヘクタアール、生産量二万トン、昭和三十九年~四十年期の作付面積七百五十ヘクタアール、生産量七万トンと拡大。
その後、サトウキビは、作付面積、生産量共に横ばい状態です。
第二次石油ショック以来農業の見直しが叫ばれ、更に、Uターン青年の影響等もあって、乳用牛、県外出荷野菜や花井栽培が伸びていることは、大里村農業の特長と言えるでしょう。
野菜農家は、露地栽培が主となっていますが、今後の振興策として、制度資金を活用しての施設導入を進める必要があると思います。
それは、病害虫の防除や台風被害を防ぐのに大きく役立つものです。
幸いにして、昭和五十九年度は、稲嶺土地改良区に一万七千平方メートルの野菜団地が設置されることになり、野菜振興の面で、他地域への産地化の波及効果が期待されます。
これからの厳しい社会情勢の中では、農家自らが将来を展望する農業観を身につけ、個々の考えに固執しないで、地域全体が団結して、合理的な農業経営に取り組む必要があります。
現在、大里村では、農業基盤整備の促進、生産組織の育成強化や後継者の確保について、村政策として大分力を入れているようです。
農業立村と位置づけるからには、本格的に農業後継者の確保に努め、村民が一丸となって、農業経営の上で起ってくる諸問題と取り組むべきであると思います。私は、農業村として立地条件に恵まれた大里村は、ヤングパワーと団結の二つが整えば、必ずや"みどり豊かな文化村として、大きく発展していくものと思います。
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|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008460 |
| 内容コード | G000000908-0003 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと 第76号 |
| ページ | 3 |
| 年代区分 | 1980年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1984/06/30 |
| 公開日 | ー |