なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

明日の農業経営のために

さて、村の農業発展を目指して、このコーナーを設けました。
村農業委員会事務局(大城秀雄事務局長)に担当してもらい、あらゆる角度から、農業経営を考えてみようという分です。
第一回目は南部普及所の資料に基づいて「営農設計の考え方と手順」ということで、今号と次号の二回に分けて掲載します。営農設計(経営計画)は、農家が、将来の「わが家の農業経営の望ましい成長した姿」をめざすとともに、その方法と手順を明らかにするものです。
その一般的な手順を示しますと、次のようになります。
①自家経営の現況を分析する。
②農業経営の所得目標を決める。
③経営上の問題点を明らかにし、その克服対策を見出す。
④設計を具体化するために必要な各種の資料をあつめる。
⑤①~④のデータを基に、改善案をいくつかつくる。
⑥改善案の中から、最善のものを選択する。
以上が、一般的な手順になりますが、④の営農設計に必要な資料をあげると、下の表Iのようになります。その資料を用いて、その範囲の中で、営農設計を作成します。
さて、ここで何故営農設計が必要かといいますと、これまでは、農業をする人は頭を使わない職業だとみられて来ましたが、今まではそれで良かったかも知れませんが、現代の社会では、通用しなくなりました。
現実問題として、農業所得を高める方向に進んでいかないと、農業をして生活できなくなってしまうからです。そこで農業所得を高めるためには、どのようにすればよいかということになりますが、このことについては、次回にゆずりたいと思います。

表1営農設計に必要な資料
ア 農畜産物の販売予想価格
イ 農業用生産資料の購入予想価格
ウ 主な作目の経営、生産の指導
エ 建物、施設、機械、器具の導入規模と資金の必要量
オ 経営に活用できる土地資本、労働力の量と外部調達の条件

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/1SaA3g2-jCh2Web0yatQW-GYr77J_Kc2S/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008460
内容コード G000000907-0007
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと 第75号
ページ 5
年代区分 1980年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1984/05/30
公開日