青少年の非行問題は、わが国ばかりでなく、先進国が抱える共通の悩みであるといわれています。そこで、総理府の「青少年と家庭に関する国際比較調査(昭和五十七年)をもとに、しつけの問題を諸外国と比べてみましょう。
日本の親と外国の親
しつけは「学校や社会より家庭が中心」という点では、日本の親も外国の親たちも"そのとおり"と答えています。
しかし「親のできるしつけには限度がある」と外国の親のほとんどが答えているのに比べわが国では約半数の人しか"限度"があるとは思っていません。つまり、日本の場合、親の二人に一人は家庭中心のしつけで十分であると考えているわけです。
一方、親子が一緒に行動する割合をみますと、わが国は先進国の中では最も低くなっています。特に、室内ゲームとか旅行それに子供の勉強をみることについては、三人に一人しか行動を共にしていません。
以上、二つの結果を併せ考えてみると、「家庭でのしつけで十分」としながらも、日本の家庭では、親子が一緒にいる時間が少ないことが分かります。
また、親がふだん子供に言い聞かせている内容も、お年寄りなどへのいたわりや公衆道徳の面でわが国は諸外国に比べて不十分です。公衆道徳の欠如は周りの人に迷惑をかける一方、実社会に出てから、本人自身が困ることになります。子供の時に直しておきたいものです
家庭・学校・地域社会
子供のしつけは、家庭が中心となり、学校・地域社会が補完的に対応するのが理想的です。家庭でのしつけがうまくいかず対応しきれない場合は、変に隠したりせず、学校や地域の相談施設、警察などに相談するようにしましょう。
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| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008460 |
| 内容コード | G000000906-0011 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと 第74号 |
| ページ | 6 |
| 年代区分 | 1980年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1984/02/01 |
| 公開日 | ー |