七月十六日、東風平町改善センターで地区大会が開かれ大里村代表の金城さんは第三位と健闘しました。
七月号に続けて、後半を掲載します。
私は、子供に「ああしろこうしろ」とは余り言いません。
「お母さんの生きざまを見て、ついていらっしゃい」とばかりに、行動的に生きている積りです。
五人の子どもの十個の瞳が、心が、私を毎日じっと見ていると思うと本当にもたもたしておれません。そして、ここまで強いお母さんに仕立ててくれたのも、五人の我が子達です。
色々なことを子どもから学びました。
現代は、沢山の育児書や教育ものなどはよく読まれているようですが、生きた本当のことを教えてくれるのは我が子です。
そして、子どもの幸せが親の幸せでもあるのです。
みなさん、今何が一番重要か、価値感を考えるべきではないでしょうか。
現在話題になっている青少年の非行問題、彼らは恐らくお母さんの手のかけられなかった子どもだったかと思います。
そして、今親の愛情を要求しているのではないでしょうか。
小さい双葉の頃に手をかけてやらないとまっすぐには伸びません。いつかゆがんでしまう時期が来るようです。
私は、何をするにもまず子供を中心に考えます。それが通い合っているのでしょうか、おかげさまで現在四年、三年、一年、四才と四人の子供達をかかえておりますが、今のところ落ちこぼれることなく、人並みに生活に励んでくれております。
しかし問題は、これから先中学、高校と上級になるに従って起こるかも知れません。
でも、私は信じております。乳幼児期という苗の頃に、愛情という肥を適度に与えて土台をしっかりと育ててある積りです。
たとえ横道にそれて荒波や台風に出合い、折られても踏まれても、きっとまた起きあがり、新芽をふき大木になり花を開いて、人さまに迷惑をかけず、世渡り上手になり、そして、一人位は老いた私達両親を大事にしてくれることを……。
最後に、私は声を大にして叫びたいと思います。
"子ども"というものを、ある程度の理論をかじり、十余年の(短かい期間ではあるが)保母としての職業を通して、いろいろな性格の子どもと接し、そして現在、五人の子の母親として私に言いきれることは、婦人問題や青少年問題をどうしようこうしようという前に、まず人格形成である乳幼児期の重大さを再認識する必要があるのではないでしようか。
どうぞお母さま方、家庭へ戻ってあげてください。
働くのは、子どもがある程度大きくなってからでも遅くはないのです。
そして次代を担う大事な赤ちゃんを牛の赤ちゃんにしないで下さい。
お母さんの暖かいおっぱいで育てて上げてください……と。
| ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/1XHd_OgU8UzFmXM7220VgcibuhN1uZ8HN/view?usp=drive_link |
|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008459 |
| 内容コード | G000000902-0007 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと 第70号 |
| ページ | 5 |
| 年代区分 | 1980年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1983/08/15 |
| 公開日 | ー |