やがて夏休みになります。
いま働きざかりの人も、そろそろ高齢者といわれる人も一様に、子供のころの夏休みの思い出を持っています。
家族旅行などは、いまのように一般的ではありませんでした。それでも学校が休みだということは、何ともいえぬ開放感が味わえるものです。青い空、白い雲、せみの声、波の音、花火、西瓜、お祭りなど「夏休み」という言葉から楽しい連想がたくさん出てきます。
受験勉強をしなくてはならない、近くに遊び友達かいないなどと現代の子供の様子は変わってしまいましたが、それでも夏休みは、どの子供にとっても楽しいものです。
夏休み中は、子供はたいてい身近なところにいます。親にとって、成長しつつある子供の姿を知るいい機会です。
それぞれの家庭の事情によりますか、夏休みの間に、何か一つ子供の心に思い出として残るようなことを考えてみてください。二十年、三十年のちにも「あれは私の小学校三年生の夏休みだった」と思い出せるような経験です。
この計画について子供と一緒に親はよく考え、相談しながら進めてください。子供の知っていることは限定されていますから、「こんなこともできるのだよ」と可能性を拡大する提案は、親がしてください。夏休みのしばらく前からときどき家族が集まって話し合うことは、そのこと自体か楽しいことです。だれもか試みるような「観光地への一泊旅行」よりも、もっと面白いことを考えつくはずです。
計画が決まったら、子供にも年齢に応じて何か一つ責任をもってできる仕事を分担させるようにしてください。必要なものを整えること、切符の予約、目的地についての情報収集などいろいろあるはずです。このようなことを成し遂げることを通して、子供は心理的に成長していくのです親もふだんとは違う様子を子供に見せてください。親と子の相互の理解を深めることか夏休みの課題の一つなのです。
| ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/1K8a2Z-YIdWm1o0xSIAWOQ7JlUz3hRQhn/view?usp=drive_link |
|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008459 |
| 内容コード | G000000901-0006 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと 第69号 |
| ページ | 4 |
| 年代区分 | 1980年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1983/07/15 |
| 公開日 | ー |