住民検診の歩みは、時代とともに変化しています。
かつて結核が国民病といわれて猛威をふるっていた時代は、胸部レントゲン写真をとり、結核にかかっていないかどうかを調べることが検診の主な目的でした。
しかし、成人病時代といわれる今日の健康診断は、単に受診者が「正常」か「異常」かを調べるというよりも、必要な検査項目を毎年調べ、その検査結果を記録し、経過を観察することに意義があると考えられるようになりました。
血圧を例にとってみても、季節や感情等によっても、一日のうちに大きく変動することは御存知のとおりです。いくら名医でも、年一、二回の血圧測定で、「あなたは高血圧です」と診断できるはずはないのです。
成人病と呼ばれる脳卒中、心蔵病、癌は、いずれも殆んど自覚されることがないままに発病し、慢性の経過をたどって、病状が進むのが特徴であり、自己判断で「自分は健康である」と過信して、これまで一度も受検していない人もいるようですが、ほめられることではありません。
如何なる人も、年齢とともに、全身の健康状態は低下するものです。
村では年一回各部落まで検診班が出向いて行きますので、この機会を逃さず、十五歳以上の家族の皆さんが、揃って受検されますようおすすめします。
長期にわたる検診結果の記録票で、自分の健康状態を、平均値に比較しての「値」を詳細に知ることにより、生活習慣を切り替えたり、色々と工夫することにより、層の健康増進に役立ち、又、いざという時の医師の診断にも、大切な資料となるからです。
| ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/1ZhExodENTVcs88xk7EpVqfmbF3LpfdHN/view?usp=drive_link |
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| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008459 |
| 内容コード | G000000899-0008 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと 第67号 |
| ページ | 5 |
| 年代区分 | 1980年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1983/05/15 |
| 公開日 | ー |