終日好天に恵まれた中で、第三回大里まつりが十一月六日、七日の二日間第一会場の大里中学校運動場と第二会場の新装なった農村環境改善センターで開催されました。
催し物も「ふるさとバンザイ」あり、新人歌手石川秀美ショウ「秀美とともに」、チビッコ綱引、沖縄角力大会、のど自慢大会、伝統芸能大会、宝クジ抽選会、花火大会とあり、充実した大里まつりとなりました。
村の嘱託獣医師である饒辺名知市氏の散見日記に従って、大里まつりの模様をふり返ってみたいと思います。
六日の午前十時から、大里まつりに先駆けて、村民待望の農村環境改善センターの落成式が、沖縄総合事務局長、県知事、県議会議長出席のもとセンター大ホールで挙行されました。
六日午後二時からは、第一会場で大里まつりの開会式が開催されました。
プログラムに従って、まつりが次第に盛り上りをみせ、村婦人会や老人クラブのあでやかな集団演技が次々と披露されていきました。ここで、大里まつりの模様を少しく散見してみましょう。
南、北両小学校児童の集団演技のすばらしさ
南小学校は鼓笛隊を中心に北小学校はエイサーの出でたちで、会場までの沿道をパレード、午前十一時に会場に集合、そこで両校とも見事な演技を披露しました。
時間帯の関係もあってか、参観者が少なかったのは、淋しい気がしました。
学童は、真剣そのもので、その演技は実にすばらしく、大勢の方に見てもらいたかった。
指導に当たられた先生方に敬意を表します。
農産物コーナー等盛況メモ取るご婦人
(行政コーナー)
第二会場の農産物や加工品手工芸品コーナーは、参観者がひっきりなし、盛況でありました。
それに比べ、二階の行政コーナーは、参観者がまばらのようであったが、その中で老婦人と一中年婦人がしきりにメモを取っている光景が印象的でした。
農協の販売コーナー
果樹の説明は大当り
第一会場のグラウンド周囲いっぱいに、沢山のテントによる出店が立ち並びお祭りの雰囲気をかもし出していた。
その一角に、農協の野菜と果樹の苗木の販売コーナーがありました。
幾多の参観者が、物珍らしさも手伝ってか、担当者の説明に人だかりとなって、大当りの観を呈していました。
ハブの展示コーナーも
大入り満員
沖縄は昔から人間とハブが同居しているとまで言われ、ハブの怖さは、よく分っている積りでありますが、実際にはその内容についてはまだまだ深くはない。
ハブ展示コーナーに入ってみたら参観者がいっぱいでした。
ハブの映写の中で、その恐ろしさが実感としてよみがえってきました。有毒、無毒の実物ヘビの展示、図表等による展示もとても参考になりました。
わが村も、ハブ対策実施予定市町村の中に入っており、早くハブが大里村から追放され、ハブ公害のない村にこぎつけていただきたいものだと思います。
改善センターは村民の
憩いの場であってほしい
第二会場も村民の足が向ってくる展示場となっていました。
各コーナーを回って、少々疲れたのか、改善センターの入口の真新しい敷石に、四人の老婦人がどっかと腰をおろし、何やら楽しそうに語らっていたのは、すがすがしい眺めでありました。
第二会場を巡っていると、あっちこっちで「アキサミヨー、アンシ、チュラサルムノー」とのささやきがありました。
展示作品の出来栄えに対する賛嘆であり、又改善センターの見事な建物に対する賛辞であったと思います。
改善センターは、村民の文化の殿堂であると同時に、大きな憩いの場になってもらいたいものだと念願するものであります。
| ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/1pzLGlXZc3_ZT8BWyWudaz3FatTq1FB0c/view?usp=drive_link |
|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008459 |
| 内容コード | G000000896-0002 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと 第64号 |
| ページ | 2-3 |
| 年代区分 | 1980年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1982/12/15 |
| 公開日 | ー |