ナポレオンを読んで
読書感想文 呉屋真之君
「真之、真之」とお父さんによばれた。
お父さんの部屋に行ってみると、お父さんは、ナポレオンというあつい本を持っていた。
「この本、読んでごらん」と言われたので読んでみることにした。
読み終って、ぼくは、「ナポレオン」という人は、すごく頭がよくて計算の上手な人であることがわかった。
だから、ナポレオンは、幼年学校時代に雪合戦した時でも、大きくなってロシアと戦争した時でも、上手なこまかい計算の技術を生かして、相手に勝つことができたのである。
お父さんは、ぼくにはいつも算数を教えてくれる。
だから、ちかごろは、だんだん算数がすきになつてきているが、ナポレオンみたいに算数の上手な人になつてもらいたいのだろう。
それから、ぼくは、遊ぶときは大きな声で元気よく遊ぶのだが、大ぜいの人の前で発表しなければならない時にははずかしくて、小さな声を出している。ちっとも勇気がでてこない。とくに、自分のことを言わなければならない時には、こわいような気持ちになって、なかなかことばがでてこない。まわりにいる人が気になるのだ。
しかし、ナポレオンは、勇気百ばいだ。オーストリアと戦争している最中に、フランス軍の兵士が、なかなかとつげきしないことがあつた。そんな時、自分から、まっ先につき進んでいって、多くの味方の兵士たちに、勇気を出させたのであつた。そして、とうとう戦いに勝つことができた。
ナポレオンは、自分だけでなく、まわりの人にも勇気をつけるのが上手ですばらしい人だ。こんなに勇気のあるナポレオンを、ぼくは、うらやましく思った。
それから、ナポレオンにはもう一つえらいところがある。
それは、ごうじょうっぱりで、がまん強くて、自分の生まれたふる里を愛する人であることだ。ふる里であるコルシカの悪口を聞かされたナポレオンは、その言った入を、さんざんにやっつけたそうだ。ぼくは、がまん強くないので、よく失敗をする。
ぼくが、がまんできなかつたことにこんなことがある。
土を投げて弟と遊んでいるときのことだ。まちがえて、弟がぼくの頭に土をあててしまった。その時、ぽくは、はらがたったので、弟の頭めがけて土を強く投げてやった。
ぼくの頭にも、弟の頭にもこぶができてしまった。
後で、お母さんに、ぼくのほうがうんとしかられたことがある。
ぼくかかまんすることができていれば、弟の頭には、こぶを作らずにすんだのにと思ったら、すまない気がした。
ナポレオンのように、頭がよくて、勇気もあり、がまん強さもある人であるといいなと思った。
これから、ぽくも、努力してみようと思っている。
(昭和五十六年度 校内優良感想文集より)
図画
"宇宙大戦争"
大里北小学校 6年
知念正彦
| ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/1WgLutQ5NjP9v3hBMFAsyhlmggDrfeYyA/view?usp=drive_link |
|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008459 |
| 内容コード | G000000889-0014 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと 第57号 |
| ページ | 7 |
| 年代区分 | 1980年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1981/02/17 |
| 公開日 | ー |