なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

南米視察を終えて

議長 知念敏雄
助役 玉那覇良達
昨年八月三日から同月二十五日までの日程で、沖繩県人ペルー移民七十五周年記念式典に招待され、南米の視察に行ってまいりました。
紙面の都合により、主な行事だけ簡単に報告致します。
8日、沖繩県人会館落成式典に参加。会場となった大ホールは千二百名収容で、豪華さに驚いた。
9日、沖繩県人ペルー移民七十五周年記念式典参加。大グラウンドに各村人会のプラカードを掲げて入場(写真)。ペル-県人会長、西銘知事、太田県会議長、ペルー副大統領が挨拶各村余興で盛会
16日、村人会の歓待。百二十余人が参加。意見交換す。
17日、アルゼンチン移民予定地、サンアドルフォの視察。病院、学校が近くになく、都市から離れ、流通の面で不安な要素あり。入植の整備中。
19日、サントス市視察。村人会と交歓会をもつ。
20日、サンパウロ市内見学市場の広大さは驚くばかり。日本人の働き振りがわかる。夜、沖繩県人会総会に出席。
21日、リオ・デ・ジヤネイロ市視察。日本人少なく、田首都で観光の都市である。
24日、ハワイ県人会総会に参加。本村平良出身の外間盛安氏の歓待を受ける。二世、三世が多く、村人が活躍している。
25日、ハワイ発、26日帰郷。今回の南米視察を終っての感想は、まず、色々と状況、環境が厳しい中、こゝまで頑張ったということです。
八月十七日アルゼンチン移住予定視察の時にも感じたことですが、まだまだ将来にわたって御苦労が多いところです。当地は土地が肥え、コロラド河から水を引き灌漑用地の整備がなされつつありますが、全体の整備が終わるまでには、これから相当の経費がかかること、作物販売の面でもアルゼンチン内で消費出来るか、日本政府が受け入れるかで問題が残っているとのことです。その前日の村人会交歓会の席上でも「アルゼンチンからの帰国者を、村はもっと歓待して欲しい」とありましたが、私達は、南米で苦労されている移住者の人達のことをもっと考えていかなければならないと思います。

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/1qo__mEiwMEqGzffG65-CsloHuzi5lRmY/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008459
内容コード G000000888-0010
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと 第56号
ページ 6
年代区分 1980年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1982/01/04
公開日