なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

家庭の医療 乳幼児のカゼ

乳幼児のかかる病気では、カゼが、一番多く、一年間に五、六回はひくといわれています。
原因と症状の特徴
乳幼児のカゼは、両親など身近な人からうつされることが多く、その原因は、ほとんどがウイルスによるものです。
症状としては、鼻汁を出したり、くしゃみを伴ういわゆる鼻カゼがほとんどです。しかし、おとなと違って口での呼吸がうまくできないため、すぐ不きげんになり、乳やミルクが飲みにくくなりますので気をつけてあげましょう。
ウイルスや細菌かのどにとどまっているかぎり、それほど問題ではありませんが、それらの"毒力"が強かったり体の抵抗力が弱まっていたりすると単なる鼻カゼに終わらず症状が重くなりますから注意しましょう。

手当て
初期の鼻カゼの段階で、部屋を温かくしたり着るものに気を配るなど、体の保温に注意しましょう。そうすれば、一週間ぐらいでよくなります。
下痢の場合は、温かくして安静に寝かせ、水分を十分に与えることが大切です。むやみに下痢どめの薬などを飲ませるのは禁物です。

気をつけたいこと
乳幼児のカゼで一番注意したいのは、中耳炎です。鼻と耳がのどの奥でつながっているため鼻カゼは中耳炎を起こしやすいのです。
また、乳幼児の場合、カゼに下痢はつきものといってよく、言いかえれば、下痢のほとんどがカゼによるものといってもいいほどです。
下痢をしても、食欲があってきげんがよければ心配ありませんが、乳やミルクを飲まなくなり、吐いたりするようになると注意信号とみていいでしょう。
さらに、ぐったりする、うとうとしている、目が落ちくぽんでくる、ひきつける、尿があまり出ない-といった症状は危険信号です。このようなときは、直ちに小児科の専門医の診断を受けましょう。

発熱のときは…
熱かあるときは、体の保温に気を配り、頭を冷やしてやるとよいでしょう。ただ、三十八度台の熱が続くときや、けいれんを起こしやすい子供の場合などは、早めに医師の指示を受ける必要があります。

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/1bEb-h15VJ6q8uFUPvH-Kj0hb28qnJkNz/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008459
内容コード G000000877-0013
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと 第45号
ページ 5
年代区分 1980年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1980/03/11
公開日