なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

家庭の医療

三月三日は耳の日

三月三日はひなまつりだけではありません。ミミ(耳)の日なのです。
耳-外からの刺激をうけとめ、音として脳に伝達する器官を聴覚器といいます。
わたしたちの聴覚器は、外耳、中耳、内耳の三つの部分にわかれています。外から見える外耳は、いわば伝音器の役割を果たし、中耳は増幅音器で、鼓膜の振動の音を強くして内耳に伝えます。
いちばん奥の内耳は側頭骨のなかにある複雑な器官で、中耳からの振動を音として感じると同時に体の平衡感覚をつかさどる機能も果たしています。
耳の病気で多いのは、まず外耳炎があります。なんの気なしに指の爪やマッチの軸などで耳をひっかいたりすると耳の入口にできものができはげしい痛みを感じます。
痛みがあるときは専門医の治療をぜひ受けましよう。これと並んで多い急性中耳炎はほとんどが風邪から起こります。鼻やのどに炎症を起こしている細菌が、耳管を通って中耳腔にはいり、炎症を起こすのです。
ズキンズキンと痛むのが特徴で、治療としてはなにより安静が大切です。落ちついたところで必ず専門医の診察を受けましよう。
また、内耳の病気の症状は内耳の二つの機能である聴覚と平衡感覚の障害によるもので一般に耳なりと難聴、めまいと平衡感覚障害の四つです。これらの内耳の病気のうち細菌やウィルスの感染によるものが内耳炎です。めまいや耳なりがし、聴力も低下します必ず医師の診察を受けましよう。

せきは体の防衛反応

せきは、体外からの影馨で起こる場合と、体内での刺激による場合とかあります。体外からの影響とは、ほこりやタバコの煙、排気ガス、それにアンモニア、ガスなどの化学薬品、体内での刺激は鼻やのど、気管支、肺などの炎症による分泌物、それに出血、腫瘍などかあります。私たちは呼吸をするたびに外気を鼻からのど、気管支を通じて肺に吸いこみ、同じ道を通して吐き出します。この外気にはホコリやゴミ、バイ菌などが混じっています。これら身体にとって不都合な異物が肺に入り込むのを防ぐ役目をしているのが、気管支の粘膜です粘膜は絶えず粘液を分泌していますが、その量は一日に百ミリリットル、ざっと牛乳ビン半分ほどになります。異物がはいると粘液の分泌がふえます。そのままでは気管支がつまるので、せきによってつまるのを防ぐと同時に、異物を分泌物と一諸に体外に送り出す。せきは、体に不都合な刺激を排せきしようとして起こる、いわば体の「防衛反応」というわけてす。せきがよほどひどくない場合は、部屋に湯気を立て、あたたかくして寝るのが一番で、そのほかうがい、蒸気吸入などが効果的です。

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/1m47tVq-NGcBawDApMGMRckDzjk7ZRd-C/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008459
内容コード G000000870-0011
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと 第38号
ページ 6
年代区分 1970年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1979/02/28
公開日