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村政報告

一九七一年十二月二十二日第三十六回大里村議会定例会を招集致しましたところ、御出席いただきましてありがとうございます。                         御審議を御願いする前に九月定例会以後の村政報告と本日の議会提案の主旨、本土出張報告等を加えましてひと言申し上げまして、村民各位の御理解と御協力をお願いしたいと思います。                                    昨年八月二十二日村長就任し、満一ケ年と四ケ月でございます。その間議会はもとより村民各位の絶大なる御協力のおかげで円滑なる行政運営が進められた事に対し敬意を表するとともに心から感謝申し上げます。                     本土復帰を目前にひかえての重大な時期にあたり、誠心誠意力の限りをつくし、目的達成のため一生縣命でございます。今後共なお一層の御指導、御鞭撻を賜わりますよう心から御願い申し上げます。

一、政府道一三号、五号、七号の完全舗装については、継続的に努力促進しています。十三号線については、近日中に土地取得のため地主との説明会が持たれるようになっています。

一、四ケ町村合併については、先程の役所便りにお知らせし、議員の皆様方も御存じかと思いますが極力努力を致し、大部分順調にすすんでいましたが庁舎敷地の問題でもう少し研究しようということで目下検討中でございます。

一、企業誘致について食肉センターは順調にすすみ目下整地作業中でございます。なお、中央家畜保健衛生所、家畜セリ市場、工業研究所等、農業と調和した公害のない企業誘致に努力していますがそれぞれ外にも候補地があり、困難な所もありますが力の限りをつくし促進中でございます。

一、稲福地内村道改良丁事、西原地内観光道路丁事、稲嶺地内水川原の最道工事、いずれもおかげさまで工事完了致しました。          十二月定例会は七一年度ニ決算と七二年度第二回一般会計補正予算が主な議題になっています。               決算については、七二年度と七一年度を比較してみますと才入は二八%、歳出は十五%の伸びを示し、七一年度は自主財源は十四%、依存財限は八二%、起債四%となっています。このような財政の成長に伴いますます今年度は慎重に期し予算の効率性を考え、最大の効果を上げ村民の御期待に添うべく最大の努力をはらうつもりでございます。                    補正予算については、歳人において交付税が決定になり当初の計上額より二、八二〇ドル上廻り、それと去るPCP汚染の際の人夫賃として一、六三五ドルの政府補助金が主でございます。なお、歳出についてなのは土木排水工事でございます。村の発展は道路整備が最重要で従来まで、議会村民のたゆまない努力により村道、農道も整備されつつあります。なお、今後とも重点において頑張る考えであります。             土木排水設備の普及促准を強力に進め、公共水域の汚濁防止と環境衛生の面上に努め、健康で清潔な村づくりを促進すべく土木排水事業を取入れた次第でございます。執行に当っては、適切なる規程を作り各部落の要望も取入れ、公平に執行するつもりでございます。             去る十二月三日に財政危機突破全国町村長大会が東京都の日本武道館で開催されました。沖縄町村会は今まではオブザーバーとしての出席でありましたが今唐からは正式参加を認められ本土復帰を目前にして重大な年だし、出来るだけ全目出席し沖縄の諸問題もついでに各省庁に要請するよい機会だということで、ほとんどの町村長が出席されました。私も参加致しましたので、出張報告を申し上げます。

十一月三〇日に出発二月十一日に帰りました

十二月十二日は、南部地区としての南部振興策について各省庁へ要請致しました。

十二月三日は、全国町村長大会

十二月四日より七日までは、沖縄県町村会として各省庁へ要請致しました。

十二月八日の朝開散致し私は八日の日は群馬県の玉村町にある食肉センターを見学、専務、町長とあって公害、その他の面を視察してまいりました。

十二月九日は、新幹線にて大阪へ行きその晩と一〇日は体育館建設の寄附お願いをし、十一日に帰沖致しました

大会では、特別決議として沖縄関係の左の二項が全会一致で可決されました。

一、沖縄町村振興と臨時特別交付金の創設を期する

一、北方領土の早期返還を期する。

食肉センターについては施設も立派でほとんど公害もないようにありますが、なお慎重を期して対処したいと思います。                            大阪村人会の体育館建設については、大変協力的で将来の村発展の基礎になる青少年の人材育成、教育の振興については御理解下さいましてすでに仲里祥光さんがピアノを買って下さいと一、〇〇〇ドル、仲里祥正さんが建設寄附として日本円の五万円を御寄附頂きました。外の皆様の場合は村人会長さんがまとめられ近日中に御送りしていただくことになっております。積極的な協力態勢誠にありがたく思っています。議員の皆様、御家族の方々や村民の皆様よりもくれぐれもよろしくお願い致します。                                                             以上、あらましの本土出張報告を終ります。                                                                             七一年は、PCP汚染問題その他の面においても、議会の皆様や村民の一致協力によってきりぬけて参りましたが今年もあと一週間そこそこで幕を閉じようとしています。                                                  明ける七二年は 土復帰を迎え明るい年となりますよう村民とともに祈念致しまして本定例会の議案の御審議に議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げると共に議員の皆様村民各位においてもこれまで以上に当局をしった激励して下さるよう御願い申し上げ村酌報告をおわります。

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大分類 テキスト
資料コード 008459
内容コード G000000854-0007
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと 第17号
ページ 4
年代区分 1970年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1972/01/20
公開日