なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

農薬行政について

今までの農業は肥料を施して簡単な管理を行なえば作物はそれで充分稔ったものですが近年に於いては凡ての作物に病害、虫害と云う、やつかいなものが発生するようになって農業営むのも簡単に行かなくなって来た。それで村役所産業課に於いては、それを予防、防除する各種農薬に七年前から補助金交付規程を制定し補助金を出して農家の方々が農薬を安く買ってもらうためにこの制度を作っています。この補助金は以前は産業課から農薬を買れる方に直接補助金伝票を発行して補助を行なっていましたが農家の方々から役所と農協を行ったり来たりするのは大変面倒であるので改善方の話がありましたので、現在は農協の売上高によって補助金を役所から支出するように改めています。この農薬に対する補助金を支出しているところは隣町村には少いが、本村は純農村でありますので凡ゆる病害虫から農作物を守り生産と収益を高め農かな大里村にする為にこの補助金制度を次のような方法で実施しています。
先ず種類と補助率を申しますと共同購入補助金四〇%以内、個人購入二五%それにさとうきびのガイダーを防除するための農薬には一回分は村から無償で配っていますが年間五回にわたって行なう野ねずみの駆除に対しては農薬代は全額村が支出しています。又来年四月にはさとうきびのガイダー綿蛾虫の防除をする為に役所が主体となって農薬の半分と人夫賃を農家に負担してもらって一斉防除を計画しています。この一斉防除を実施する際には各農家の御協力をお願いしますりそれでは最後は本年度の農作物の病害虫防除対策費がいくらあるか村産業課の予算をお知らせしておきます先ず一番大きいのが先程申しましたガイダーの一斉防除費でその農薬購入費は半分で四千八百七十五ドルですので全額では九千七百五〇ドルと莫大な額になりますそれで村と致しましては額が大きいので半分は生産者である農家に負担してもらおうと今のところ考えています。二番目に共同、個人購入補助金三千二百ドル、野鼠駆除費、二千ドルが農家に対する補助事業を行うために計上されています。この補助金を有効に使ってもらいましして大里村の農家が生産と収益を高め豊かな農村を建設してもらいますように念願致しまして農薬に対する村行政の所信を終ります。

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大分類 テキスト
資料コード 008459
内容コード G000000850-0010
資料群 旧大里村広報
資料グループ 役所便り大里村 第12号
ページ 3
年代区分 1970年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1970/01/15
公開日