一九六八年の新谷を迎えるに当り村民皆様の御多幸と御繁栄を心からお祈り申し上げます。旧年中における皆様の絶大なる御指導と御協力を衷心より感謝申し上げます。
昨年をふりかえって見ますと、教公二法を収りまくきびしい社会情勢、特に沖縄の全住民が永年の願望である、日本復帰の取決めをする。日米首脳会談が開かれ、結果として未解決のまま、問題が持ち越された事は皆さんと共に、誠に遺憾に思う次第でございます。
それにしても、佐藤内閥は向う三年の間にめどをつけると誓いその推進として沖縄と日本本土の一体化策を打ち出しており、日、米、琉、諮問委員会設置のもとに推進を図る方針であり、すでに進められております。裁判所の民移管従来高等弁務官にある。判事、検事の任命権が琉球政府行政主席に与えられており、其の他、主席公選国政参加、開金の民移管、琉球史上、激しい変動があるものと予想されるのでございます。財政面においても日本政府による、沖縄援助順の大巾増額が確定し、沖縄問題は一歩、一歩前進を遂げ、明るい見通しであります。従って今年は明治百年にも当り、さらに、日木復帰に備える、三ヶ年計画の第一年目であると、思うのであります。復帰が実現されたら直接影響を受けるのは住民経済では、ないかと思います。我々はそれに屈せず打ち勝つ様な勇気と自覚が最も必要だと思います。沖縄第一次産業である、糖業問題にしても国際糖価に対処するには糖業合理化がせまられでおり、農民には考えを新たにして、近代的農業の促進を尚一則研究する必要があると思います。教育も又、産業と同様欠く事の出来ない、重要問題だと思います。
我村においても村長を中心に役所、議会、学校、区長会、婦人会、青年会、其の他の各種団体が一致協力のもとに努力致しております。
新しき年と共に、村民各位が希望を新たに、相互理解のもとにあらゆる諸問題に望んでいただき度いと希望いたすと共に私は議会を頂る者として村民の福利増進村の発展のために最善を尽したいと思います。'
村民皆様の御指導と御協力をよろしくお願い、いたします。
| ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/1DxioMGYWB-UHH2otL1dKIQ5IZn1GEjCW/view?usp=drive_link |
|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008459 |
| 内容コード | G000000846-0003 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 役所便り大里村 第8号 |
| ページ | 1 |
| 年代区分 | 1960年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1968/01/20 |
| 公開日 | ー |