きびのガイダー(メクラガメ)が四月に入ってから大発生して各町村とも農薬の準備のかたわら一斎防除にのり出しているが当村でも。九月十日~五月三十日迄の二十日問村一斎に防除期間を設けています。
これから気温が高くなると増々大発生が予想されるので常に警戒を怠ってはいけません。
ところで。ガイダ―の成虫ですが体は長さが僅か九ミリ位の小さな黒色の害虫で羽が短いので普段はとび立って移動しますので可なり広い範闘に繁殖することになります。そしてキビの葉鞘の間に十粒から二十粒位の卵を産みフ化した幼虫は赤味をおびていますが大きくなるにつれ黒くなります。この害虫は一年を通して発生しますが今迄の調査の結果によりますと特に発生の激しい時期は四月から五月にかけての今頃と八月~十月にかけてとされています。
普通、成虫、幼虫とも芯葉や葉鞘の内側にもぐっていてキビの汁を吸って衰弱させますので発生の激しい場合はひどく減収することになります。
それではどの様にして防除するかというと、
まず収穫後のキビですと枯葉や鞘頭部を広げて焼き払ったり芯葉や葉鞘にひそんでいる幼虫や成虫は手で捕えて殺す心がけが大切であるが株出し等の特に被害の激しいところでは他に及ぼす影響も考慮に入れて焼き払うことも一つのよい方法でしょう。
又薬剤散布の方々としてはBHC一~三%粉剤、BM粉剤、マラソン粉剤を十アール(一反歩)三~五㎏一週間おきに二~三回散布すればよいでしょう。
この頃の様に雨天続きとか気温の変動等が続くとガイダーや、メンガ虫(サペー)メイ虫等の大発生が予想されますのでたびたびキビ畑を見廻って早期発見と早期防除につとめて下さい。
(1)堆厩肥をたくさんつくりましよう!!
堆廐肥の使用効果については皆さん方も解って居ると思いますが、まず第一に
一、土壌(畑土)の構造を改良する。
構造つまり土粒と土粒との結合状態の密な土壌では構造が粗となる。その結果として空気や水の流通保持力が良くなる。
二、吸肥力を増大させる
・堆厩肥には腐殖を含んでいてそれが窒素その他の肥料養分を保持する力が強く堆肥の使用により吸肥力が大となる従って肥料分の損失を軽減す。
三、土壌徴心物を増加させる。
雛肥巾には多数の各種類の微生物が存在しているので堆厩肥使用と同時に徴生物も多量に土壌に加わる。又土壌中で堆厩肥は徴生物の良好な栄養源となる。
四、土壌の色を黒くする。 太陽光線は白いものより思い方が光をよく吸収するので一~二月の寒冷時における土埃温度を高くし作物の低温による、害を軽減させて正常なる生育を促進する。
五、微量要素欠乏による害を軽減させる。
一窒素、燐酸、加里は勿論カルシウム、マグネシウ厶、硫黄鉄マンガン、硼素、アルミニウム、銅鉛、モリブデン、硅酸等の微量要素を補給し微量要素欠乏による害を軽誠させる。
家畜飼育頭数は鶏だけ順調にふえてますが、その他の家畜はあまり増加していないが飼育戸数はヘって多頭飼育への動きが伺われます。
今後は甘藷の作付面積をふやして自給飼料で50%位い迄確保して飼育される事が望ましい模範農場の試験実績によると甘藷一反歩当り3.000Kを生産し年2回収穫して6,000Kにして肉豚年澗36頭出荷する飼料の50%は自給出来ると発表されています。