本村は総面積一○七、八〇〇アールの内、耕地八〇、六七三アールで総面積の七四、八四%を耕作し総戸数の八十八%は農家であるが一戸当り耕作面積は六九アールで零細な農業経営の上、圃場が一戸平均四-五ヶ所に分散し小規模な耕地形態で労働生産性が低い、しかしながら村民のたゆまない努力により甘蔗の生産高は十年前の三、七倍迄増産出来ました事は村民と共に喜びとするところであります(甘蔗生産十ヶ年の歩み参照)しかしながら砂糖自由化の現状から見て世界の砂糖相場調べから主な国の相場は次のようになっております。
甘蔗糖生産国別反当収量並に屯当原料買入価格
右の表から見ても琉球の甘蔗が如何に有利に買入れられているかが伺われますこれも国内甘味資源保護処置の賜でありますが何時まで保護処置が続くかは疑問であり、今後は甘蔗単作からいくらかでも他の作物への転換しなければならないと思慮されます。
甘蔗の外の作物として考えられるのが野菜であり、土地改良地区等で水利に恵まれている処は労働力のできる範囲内で野菜栽培をする事も考えられます。又、飼料作物を作って畜産を飼育する等、相異工夫することにより所得の増加に努められるようお奨め致します。