なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

甘藷テングス病防除について

産業課長 高良名輝
本村では甘藷テングス病の共同防除として罹病株の披取りとマランソ粉剤撤を去る十二月九日から産業課員と与那原支所の普及員、農協の営農指導員を協力して貰い西原区を皮切りに村内全部落で実施致しました。
テングス病は一九四七年粟国村で発見されその後、各離島とマージ地帯の三和勝連等に広がり現在では全琉各地に蔓延しています。そのため政府でも防除対策として本土政府の技術援助をお願いし過去数年にわたり十名程の農林省の技官を招いて病原体について深く研究された結果一九六二年十月農林省農業技術研究所技官新海博士によってテングス病を媒介するのはクロマダラヨコバイであることが明確にされました、そしてこの媒介虫の駆除にはマラソン粉剤、乳剤を用いて撲滅することになりました
本村でも各部落の甘藷畑を調べて見ましたら殆んどの甘藷畑に発生しています。
テングス病の媒介虫のクロマダラヨコパイは二~三月の気温の低い時は少く四~五月頃いわゆる気温の上昇するにしたがって多く発生します。我々は年間をとおしてクロマダラヨコバイの発生時期をよくみきわめて常に防除に努めなければならないと思います。
十二月第一回目の共同防除を実施致しましたが一回防除では生き残りや卵が残っています。これは二回目の防除をする事によって効果があがりますので是非二回目の共同防除を早めに実施して下さいますよう村民の御協力をお願い致します

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大分類 テキスト
資料コード 008459
内容コード G000000838-0011
資料群 旧大里村広報
資料グループ 役所便り大里村 第2号
ページ 2
年代区分 1960年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1965/01/15
公開日