村民の皆様に一九六五年度施政方針について申し上げこれが推進事業完遂に御協力をお願い申し上げます。計画を立てるに際しましては一九六四年度施策遂行の反省に基き、最近発生した内外での諸問題が私どもの村に及ぼす影響やそれに伴う社会情勢の変化を考慮致した次第であります。
一、事業費の面につきましては
村民福祉向上のために種々の努力を傾けることが経済成長と生活安定をはかるための基本的な課題でなければならないと考えているのでございます。
このような観点にたって産業基盤の整備、生活環境の改善に重点をおく考えであります。
産業基盤の整備については車の増大に対応致しまして村道、農道の整備を促進し交通の円滑化に努める所存であります。
さらに産業の振興につきましては貿易自由化の影響を受けることは必至でございまして生産性の向上をはかることが緊急かつ不可避の課題となっております、したがいまして村と致しましては、農薬、苗圃、器具の面に意を注ぎたいと思います。
二、社会及び労働施設費につきましては
現在政府のおかげによりまして大里公園をきれいにして住民のよい、いこいの場所として育成しようと莫大なる経費をかけて道路工事をして頂いて居りますので地元村と致しましても公園施設促進という意味から道路拡張に対し補助金を計上して公園を発展させようと思います。
三、消防費につきましては
消防司令車を軍の御厚情によりまして譲渡されましたので有効に活用すると共に各区にホースを備え消防に満全を期したい所存でございます。
四 社会福祉面におきましては
敬老年金支給条例を制定致しまして高令者に対し敬老と長寿を祝福し、敬老年金をあげて村民の敬老思想を高揚すると共に老人福祉の増進を図りたいと思います同じく社会面の教育の向上発展を側面的に促進し健全なる青少年を育成致しまして将来村ひいては社会における有能な人物養成につとめたい所存でございます。さらに生活の合理化、衛生の進展、文化向上の基盤とする所の飲料水対策につきましては、これまで議会は元より住民各位の深い御理解と御協力によりまして水道事業が着々すすめられて参りましたが今後南部水道組合の健全なる運営を側面的に推進したいと考えて居ります。
五、一般行政面については村の施策を強力にそして円滑なる行政運営を推進して実質的に効果をたかめるためには職員の資質の向上や事務改善合理化と職員の職責に対応する待遇を改善しますます旺盛なる職務遂行心をいやが上にも発揮せしめ七千住民へのサービスの向上をはかり、効率的行改運営を期すべく各位の積極的な御協力のもとに最善の努力を傾倒する。覚悟でございます。以上所信を披れきしまして、一九六五年度の施設の方針と致します。
| ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/13DqroEnqjxe6xlFd257S0BJ7xV4U4ujK/view?usp=drive_link |
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| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008459 |
| 内容コード | G000000837-0001 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 役所便り大里村 第1号 |
| ページ | 1 |
| 年代区分 | 1960年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1964/10/10 |
| 公開日 | ー |