なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

めざせ健康・さしきんちゅ 温もりあふれる福寿のまちをめざして 町民一人ひとりが主役 ~今後とも地域ぐるみの健康づくりを!~

乳児期
母子保健・予防接種
赤ちゃんが健やかに成長できるように、各予防接種や乳幼児健診など各種事業に取り組んでいます。また、母子保健推進員と共に地域の子育て支援も積極的に行っています。

学童期
ライフスキル教育
生活習慣病が低年齢化している事から、町では生きる力を育むライフスキル教育の手法を用いて、小学校高学年から食教育を行なっています。

成人期
ちゃ~シュガー!?健康づくり教室
生活習慣病対策として開催しています。食事や運動について、楽しみながら続けていくコツをスタッフと共に考える教室です。

老年期
老人保健・福祉
高齢者が、“ちゃ~がんじゅう”で生活できるように福寿体操、美容介護など積極的に取り組んでいます。

地区組織
地区組織活動
母子保健推進員、食生活改善推進員、健康づくり推進員、美容介護アドバイザーなど住民主体のグループが地域に出向き、健康づくりに関する様々な支援を行なっています。

食生活改善推進員による活動
「健康づくりは、まず我が家から」を合言葉に地域の食生活を支援する活動を行なっています。

健康づくりキャンペーン
ウォーキング大会の実施(10月16日)
運動も健康づくりには欠かせません!涼しい秋風を受けながら、参加者の皆さんは“美ら町”佐敷を満喫しました。

心の健康
デイケア 健康相談 家族会 心の健康講演会
心の健康づくり
精神保健事業として、健康相談やデイケア、家族会等を行なっています。

健康のまち「佐敷」のあゆみ
佐敷町では、全ての町民の皆さまが健康な生活を送ることができるように、様々な支援をしています。

町の健康づくりの歴史をひもといてみると、昭和五十五年に県下でいち早く健康づくり推進協議会を設置。昭和六十二年には、厚生大臣表彰を受賞するなど、本町は、沖縄県の中でも有数の保健事業を進めてきた町でした。

しかし、平成八年から老人医療費が県下ワースト二位まで高騰。このことをきっかけに「保健事業が活発になれば老人医療費は安くなる」をモットーに、様々な健康づくり事業を実施してきました。

・高齢者健康指導事業(平成九年~十三年度)
・総合健康指導事業(平成十一~十五年度)
・高齢者を対象とした睡眠健康教室(平成十年~十三年度)
・美容介護教室(平成十二年度~)
・国保生活習慣改善モデル事業(平成十二年~十五年度)

※水中運動教室、食生活教育、モデル地区での健康づくりなど

・国保ヘルスアップモデル事業
(平成十六年~)

※ちゃ~シュガー健康づくり教室、通信教育、健康づくりキャンペーンなど

福寿の郷めざして

福寿の県と言われてきた我が沖縄県ですが、平成十二年には男性の長寿が二十六位に急落。女性の一位の座も危ういと言われ始めています。車社会による運動不足、伝統食から欧米型の食生活への移行など、特に若い世代の生活習慣病予備軍が増え、本町でも生活習慣病の医療費が増加している現状です。

そのような状況に対し、町では子どもの頃からのよりよい食生活が大切ということで、保育園や学校などとタイアップし、「ライフスキル食生活教育」を平成十三年度から実施しています。また、ヘルスアップモデル事業では生活習慣病予防をねらった「ちゃ~シュガー!?健康づくり教室」、ウォーキング大会、ウォーキング教室などを実施し、減量、体力向上の成果も出てきています。

これも町民一人ひとりの意識、各種団体、健康づくりの組織活動等、地域の協力のおかげです。

時代は今、大きな改革の時を迎えています。まちづくりの主役は町民であり、町民一人ひとりの健康や、社会的にも健康な環境があってこそ、生き生きと輝くまちづくりが創造できるのです。

南城市になっても、地域ぐるみの福寿の“郷”づくりを共に目指していきましょう。

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/1K014qUZS1CkRSBPwAl9b743YXXdtIKVW/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008458
内容コード G000000833-0007
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第341号(2005年12月)
ページ 6-7
年代区分 2000年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 2005/12/10
公開日 2025/01/20