皆さん、こんにちは。六月から七月に佐敷・馬天小学校で、教諭と、町の栄養士・保健師がタイアップし、ライフスキル(生きる力)健康教育を実施しました。スーパーに行けば何でも簡単に手に入れることが出来るようになった今、子ども達の間にも食事の偏りからくる生活習慣病が問題になっています。
小学校五年生と一緒に『おやつを見直そう』
授業では、おやつの絵カードを使い、砂糖・油・塩の多いものに分ける作業を友達と話しながら楽しそうに行いました。摂り過ぎることによる体の影響とおやつの中身について栄養士からの説明を受け、自分ができるおやつの食べ方について考えました。授業を受けた児童の親からは「子どもがおやつを選ぶときに砂糖が少ないものを選ぶようになっている」という声がありました。
小学校六年生と『朝ごはんを食べよう』をテーマに
朝食についての事前アンケート結果によると、朝食を食べる児童が九割。でも、その中身がパンとオレンジジュース、コンビニのおにぎりだけという児童も。一日の食事の中で朝食は、活動の源で生活リズムを整える重要な働きがあります。
授業では、朝食を食べなかったときの体の具合や気持ちについてグループで話し合いをしました。朝食を食べるための工夫について発表し、「早寝早起き」、「手伝いをする」など朝食を食べるための工夫について意見を出し合いました。子ども達が食生活について考え、普段の生活の中から健康について考えるきっかけになっています。
ちゃーシュガー!? 健康づくり教室 いよいよ第三期へ突入
去年から行なっている国保ヘルスアップモデル事業が、二年目に突入し、六月三十日(木)から第三期がスタートし、八月二十五日に八回の教室を無事に修了しました。一年目の評判を聞きつけ、三期生は希望者が殺到し、定員を大幅に上回る盛況ぶりでした。
今日はその一部をご紹介します。
教室では、受講生が各々の生活習慣を改善する為に「野菜を多く食べる」、「バランスのとれた食事を心がける」、「夕方、ウォーキングをする」など目標を決めます。モニタリングシートに目標に沿った予定を記入。記入後は次の教室までの一週間、どれくらい目標を達成出来たかチェックし、生活改善をしています。
先日の第五回では「たのしいが基本~ストレス貯めない健康づくり」と題して、ストレス対処法を学び、その中で自分自身や相手の事をほめる活動を行っていきました。
今回、受講生同士でモニタリングシートを見ながら、相手がこれまで頑張ってきたことをほめる活動をしました。
方法は、相手が頑張っている事をカードに書き、お互いで交換し合います。相手をほめる事、相手からほめられる事で前向きに考える訓練になります。
皆さん、前向きに考えるクセがつくと上手くいかなった時も「まっいいか、次に頑張ろう」と、気持ちの切り替えが上手になり、継続できる達人に近づけます。「痩せないといけない」、「食べたらいけない」、「体重が落ちない」などストレスだらけの健康づくりをしている方は、自分をほめてみる事から始めてみませんか。
健康教育の要望があればお気軽に健康課(947-2782)まで
ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/15bh6Jer48_txudu1hp_y7Xo_K_2tXgu6/view?usp=drive_link |
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008458 |
内容コード | G000000830-0024 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第338号(2005年9月) |
ページ | 10 |
年代区分 | 2000年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 2005/09/10 |
公開日 | 2025/01/20 |