「昔の物語の妖しさ、絵本にしか出せない表現で森や木の命の大切さを伝えたかった」と話す絵本の文を担当した西村由紀子さん。
八月十二日、絵本「とんねるがじゅまる」の絵の引き渡しが町文化センターで行われました。九月に出版予定の絵本は、十一月に公演される町民ミュージカル「とんねるガジュマル物語」の原作を基に制作。形に残し、語り継がれるようにという熱い思いが込められています。また、佐敷町最後のミュージカルを、絵本を通して家族での読み聞かせなど、多くの人に関心をもってもらいたいと関係者は語っていました。
絵本を制作するにあたり、さまざまな人達の協力や思いが―。原作者のてふてふPさんは、「伝えたい思いや物語の核は変わらないが、他の人へ手渡ししていくうちに手にとる人、作る人のイメージが絵本に加わり面白い」と語ってくれました。
絵を担当した土橋優佳さんは、「文章を読んで絵をおこすという作業は初めてのこと。描きたい絵と実際に描いた絵のイメージが違い、同じ文に五枚の絵を描いたりもしました」と作画に苦労したことを語ってくれました。
三人が伝えたいこと、かつてあった小谷とんねるガジュマルへの思い、あなたはどう感じますか。みなさん、絵本のでき上がりをお楽しみに。
ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/15bh6Jer48_txudu1hp_y7Xo_K_2tXgu6/view?usp=drive_link |
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008458 |
内容コード | G000000830-0021 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第338号(2005年9月) |
ページ | 9 |
年代区分 | 2000年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 2005/09/10 |
公開日 | 2025/01/20 |