イライラして子どもにあたってしまう。子どもがかわいいと思えないなど、子どもを大切に思っていても、時にはそんな気持ちになることもありますよね。

そんな時、まずは誰かに聞いてもらいましょう。話をすることで、解決の糸口が見つかるかもしれません。また、専門的な支援が必要なときなど、各種相談機関をうまく利用しましょう。

こんな気持ちになったとき・・・
どうして思い通りに動いてくれないの
乳幼児健診などの場で話してみましょう。あなたのイライラした気持ちを受け止めます。子育てってつらい時もあるけれど、子どもがかわいく思えて楽しい時の方が多いのなら基本的に大丈夫。今の子育てそのままでOK。

子どもの気持ちが理解できなくて・・
子育て支援センターなどに遊びに来てください。きっと「わたしもそうなのよ」と応じてくれる仲間に出会えます。

叩く行為が止められない・・これって虐待？
専門機関などへ相談してみましょう。児童相談所では専門のカウンセラーやスタッフがあなたの家庭の実情に合わせた相談に応じています。まずは身近なところへ相談したいなど、役場でも相談に応じます。

なぜ私だけ・・
大変な思い　誰もわかってくれない
「これ以上一人ではできない」と周りの人に訴えてみましょう。
また、ご近所・地域の方へ相談してみましょう。地域では民生・児童委員や母子健康推進員の方が話し相手になります。気軽にお話して下さいね。

あなたの子育て　みんなで応援します
子どもの心の健康は、一番身近なお母さんの心の状態と密接に関係しています。また、お母さんの心の状態は、パートナーである夫や家族の生活状態に大きく影響されます。

そして、子どもは地域社会の財産。みんなが理解と支えの目で見守っています。

例えば、町ではこんなことしています
実施場所　内容（例）
ひまわり児童館　親子クラブ（0～5歳までの就学前の子どもと保護者）では、手工芸やレクリエーション、季節の行事を通した遊び、交流

子育て支援センター（めだか・めばえ保育園）
妊婦、就学前の子どもを持つ親子、祖父母が子育ての情報交換や相談、親同士の仲間づくりを行う場

幼稚園　町立第一・第二保育所
保護者同伴による未就園児を対象に、園庭を解放した体験交流や遊び場の提供

健康課　乳幼児健診、母子保健推進員による訪問、乳児相談、離乳食実習

福祉課　各種福祉制度の相談、虐待相談

企画財政課　町ホームページ“生活便利手帳”による「健康・福祉」情報

生涯学習課　教育委員会　子どもの居場所づくり事業、ブックスタート（図書室での乳幼児向け絵本貸し出し）、子ども情報誌「ありんくりん」の発行

上記以外の事業や、各公民館での行事なども行っています。（保健師　金城尚子）