七月十日、佐敷中学校で体育祭が開催されました。同校で体育祭が開催されるのは三年に一回。暑い日差しが差すなか、生徒たちはそれぞれの種目に力の限りを振り絞って参加していました。

午前中に騎馬戦や棒倒し、一・二年生の学級リレーなどが行われていました。

午後からの部活動紹介リレーでは、自分たちの競技の特性に応じ、バスケ部はバスケットボール、柔道部は畳など、バトンに趣向を凝らしていました。柔道部のアンカーは、ゴール直前に柔道技を披露して会場から喝采を受けていました。

また、子どもたちに負けじと各学年のPTA会員が五色綱引きに挑戦。皆童心のころに戻ったかのようでした。

三学年の学級リレーや、学級代表混成リレーでは、選手が前を走る走者を抜いた瞬間、会場から大きな声援が飛んでいました。

体育祭の最後を飾った集団演技では、女子の布やボンボンを利用した優雅な動きや、男子の力強い動作で場内を釘付け。演技の締めくくりは、全生徒の人文字で「SASHIKI」を披露していました。

会場を訪れた人は、「三年に一回だけど、だんだん子どもたちが仲良くなってきている」「孫の応援に来た。とても楽しかった」「暑いなか、練習ものりきって、それぞれががんばっていた」と子どもたちのがんばりを褒めていました。