第三回さしき夢ミュージカル二〇〇五指導。四月二十八日、三回目となる町民ミュージカル「とんねるガジュマル物語」の制作発表が関係者の見守る中、町文化センターで行われました。

制作発表では、これまでのミュージカルとの違いを、過去二回は実在の人物を描き、今回は木がテーマ。とんねるガジュマルがテーマのため、話は民話的物語に仕上がっていることが発表されました。

ミュージカルの製作期間が、これまでの一年間から三年間かけたことも報告。出演者の募集も町内だけでなく、これから合併を予定している知念村、玉城村、大里村など幅広く募集していることも併せて発表されました。

五月十四日には、出演者のオーディションが町文化センターで行われました。

町内外から六十名を超える人が参加したオーディションは、子どもの部と一般の部に分かれて開催。子どもの部では、特技を披露。歌や踊りなど様々な特技で審査員をうならせていました。台本の朗読、「びっくりした顔をしてください」など、審査員からの様々なリクエストに、子どもたちは精一杯自分なりの表現をしていました。

大人の部では、各自一芸を披露し、審査員を爆笑の渦へ。

オーディションにも関わらず、アンコールが沸き起こる場面もありました。

参加者は、「緊張して歌をまちがえたけど、セリフでばん回できた」「脇役でも記念になったらいいな」と、ミュージカルにかける意気込みを語ってくれました。