二月二十八日、佐敷町・知念村・玉城村・大里村合併協議会が立ち上がり、平成十八年一月一日の合併を目指すこととなりました。
これまで「佐敷」の発展に大きく寄与された郷土の指導者は、地頭代の與那嶺盛一氏をはじめ村長十八人、町長二人。合併という大きなうねりのなか、「佐敷」の指導者を写真と年表で振り返ってみました。
年数は在職年数 この頃の町内外のおもなできごと
初代村長(13年) 津波常助(津波古) 初代村長就任(一八九七) 間切・島番所を役場に改称。(九七) 佐知城高等小学校創立(九八) 市町村制実施 初の県議会議員選挙実施(一九〇九)
2代(10年) 平良亀助(佐敷)
二代村長就任(一九一〇) 鼠と蛇の駆除にインド産マングース移入(一〇) 佐敷尋常小学校火災御真影の消失(一〇) 那覇-与那原間に軽便鉄道開通(一四)
3代(2年6ヵ月) 山城新吉(津波古)
三代村長就任(二〇) 府県制、ならびに市町村制の特例撤廃される(二〇) 首里・那覇両区に市制を施行する(二一) 沖縄初のメーデー行われる(二一)
4代(4年) 宮城国吉(手登根)
四代村長就任(二二) このころ県外出稼ぎ多くなる(二三) 戦後恐慌強まる(ソテツ地獄)(二四)
5代(9カ月) 宮城松助(津波古)
五代村長就任(二六) 第五十一帝国議会「沖縄救済ニ関する建議案」を可決(二六) 帝国議会工業助成十カ年計画案を決める(二六)
6代(4年) 平良弘(佐敷)
六代村長就任(二七) この年労働争議多発する 最初の普通選挙(二八) 世界恐慌おこる(二九)
7代(4年) 宮城徳清(屋比久)
七代村長就任(三一) 沖縄教育者労働組合結成(弾圧うける)(三一) 内務省に沖縄県振興計画調査会を設置 五・一五事件(三二) 佐敷村産業組合設立(三三)
8代(4年) 宮城徳清(屋比久)
八代村長就任(三五) 宮古の久松五勇士、海軍より表彰される(三五) 二・二六事件(三六) 人身売買の厳禁 国家総動員法制定(三八)
9代(3年) 瀬底正行(津波古)
九代村長就任(三九) 「沖縄日報」「沖縄朝日新聞」「琉球新報」が統合され、「沖縄新報」となる(四〇) 太平洋戦争開始(四一)
10代(1年4カ月) 屋比久孟徳(津波古)
十代村長就任(四二) ミッドウェー海戦(四二)
11代(1年9カ月) 平良亀造
十一代村長就任(四三) 対馬丸遭難。大空襲うける(10・10空襲)(四四) 沖縄戦で激戦地となる(四五)
12代(4年5カ月) 嶺井稔(新里)
十二代村長就任(四六) マッカーサー、日本と南西諸島の行政分離宣言(四六) 戦後初の村長選挙 外間区新設(四八) 佐敷中学校創立 通貨を軍票B円に切り替え。琉球切手発行(四八)
13代(4年) 渡名喜元秀(伊原)
十三代村長就任(五〇) 群島政府の知事および群島議会議員選挙(五〇) 村役場庁舎建設 琉球大学開学(五〇) 佐敷村農業協同組合設立(五一)
14代(4年) 津波元八(津波古)
十四代村長就任(五四) 佐敷村漁業協同組合設立(五五) アジア諸国会議、沖縄の即時日本返還要求を決議(五五)
15代(3年) 瀬底正八(津波古)
十五代村長就任(五八) 通貨B円からドルへ切り替え(五八) 石川市宮森小学校に米軍機墜落(死者十七人)(五九) 沖縄県祖国復帰協議会結成(六〇)
16代(4年) 當眞嗣善(仲伊保)
十六代村長就任(六一) 沖縄調査団の渡航不許可(六一) 村役場新庁舎建設 ミサイルの実射演習開始(六二) 東京オリンピック(六四)
17代(4年) 外間長賢(津波古)
十七代村長就任(六五) 初の公選主席に屋良朝苗 当選(六八) 佐藤首相来沖(六五)
18代(4年) 渡名喜元尊(伊原)
十八代村長就任(六九) 佐藤・ニクソン会談で沖縄の72年返還決まる(六九) 沖縄の本土復帰(七二) 埋立地に字新開発足(七二)
19代(4年) 山城時正(津波古)
十九代村長就任(七三) 沖縄復帰記念「特別国体(若夏国体)」開催(七三) 第一回佐敷文化祭り 県条例で慰霊の日(6・23)(七四) つきしろ区発足 沖縄国際海洋博覧会開催される(七五)
20代、初代町長(4年) 山城時正(津波古)
二十代村長就任(七七) 町制施行により佐敷町となる・初代町長就任(八〇) 佐敷町老人福祉センター開設(八〇)
2代(4年) 山城時正(津波古)
二代町長就任(八一) 町立馬天小学校創立(八二) 県営新開団地竣工(八三)
3代(4年) 山城時正(津波古)
三代目町長就任(八五) 佐敷町民憲章等制定(八六) 沖縄海邦国体軟式野球開催(八七)
4代(4年) 山城時正(津波古)
四代町長就任(八九) 佐敷勤労者体育センター竣工(九〇) 沖縄厚生年金休暇センター竣工(九一)
5代(4年) 津波元徳(津波古)
五代目町長就任(九三) 天皇・皇后初めて沖縄を訪問(九三) 佐敷町文化センター・シュガーホール竣工(九四) 宮崎県高千穂町と姉妹都市締結(九五)
6代(4年) 津波元徳(津波古)
六代町長就任(九七) ひまわり児童館開館(九八) さしきスポ・レクセンター開設(九九)
7代(4年) 津波元徳(津波古)
七代町長就任(二〇〇一) 町商工会館開館(〇一) 第一回尚巴志ハーフマラソン開催(〇二)
参考『佐敷町総合計画』『佐敷村史』『高校生のための沖縄の歴史』他
ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/1FCSQ5_QYUoOk6Hh8E32SfLBor1ZFnNPy/view?usp=drive_link |
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008457 |
内容コード | G000000820-0017 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第332号(2005年3月) |
ページ | 8-9 |
年代区分 | 2000年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 2005/03/10 |
公開日 | 2025/01/20 |