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めざせ健康・さしきんちゅ できることから始めよう 生活習慣病予防!

いつまでも幸せで、長生きしたいー誰もが願うことですね。そのためには何が必要でしょうか。お金?家?家族?いろいろなものが浮かんできますが、やっぱり一番大切なのは、健康ではないでしょうか。わが国の長寿は世界ナンバーワンです。なかでも沖縄の女性はトップです。健康で寿命を迎えるためにも若いうちから自分の健康は自分で創り守る姿勢が必要です。日頃の生活習慣を見直して、ひとつでもふたつでもよりよい生活習慣を身につけたいものですね。

二月一日から七日までは、生活習慣病予防週間です。今年も健康で生活できるよう、新年の初めに今一度自分の生活をチェックしてみませんか?

生活習慣病ってなに?
食習慣、運動習慣、休養のとり方、嗜好などの生活習慣も、糖尿病、高血圧、さらには、日本人の三大死因であるがん、脳卒中、心臓病など多くの疾病の発症や憎悪に深く関わっていることが明らかになってきています。以前は「成人病」といわれていましたが「成人病」という概念は、加齢に着目していて年をとったらやむをえないという捉え方がありました。

「生活習慣病」は、生活習慣を改善することにより、病気の発症や進行が予防できるという捉え方を示しています。個々人が病気の予防を主体的に取り組むことをめざしています。

あなたも生活習慣病予備軍?
健康診断で、「血圧が高い」「血糖が高い」「コレステロールが少し気になる」などの結果がでていませんか?脳卒中や心臓病などは、ある日突然発症するわけではなく、体重の増加、血糖値・血圧の異常などから静かに進行していきます。とくに肥満・高血圧・高脂血・高血糖は、「死の四重奏」と呼ばれ重篤な生活習慣病をひきおこす四大危険因子です。でも、「生活習慣病予備軍(境界領域期)の段階であれば発症や進行を防ぐことは十分可能です。ライフスタイルを見直すとともに、毎年健康診断を受け、自分の健康状態を常に知っておくことが大切です。

ちゃーシュガー健康づくり教室の受講者の実践から
去年もこのコーナーで紹介しましたが、健康課では生活習慣病予防のために国保の補助事業をうけて六月と十月に教室を実施しました。受講者の皆さんは各人自分にあった目標をたて実践していました。例えば甘いものが多いというA子さんは、甘いものを目の前に置かない、半分にする。一週間に一回にする、食べたいときは食べて翌日ご飯を少し減らすなど、解決策をいくつか考えその中から選択して実行していました。

日常のなかで体を動かそう!
わかっているけれどなかなかできないのが生活改善です。「時間がないし、一人ではおっくうで・・」でもそういっている間にも病気は進行しているかもしれません。最初から高い目標をつくらず、まずはできることから始めましょう。「買い物はできるだけ歩いて」「テレビをみながら体操」など教室受講者もちょっとした時間をうまく使っていました。まずは週一回でも実行できたらすばらしいですよね。達成感を味わいながら回数を増やしていきましょう。

体重記録表やアドバイスが欲しい方、町では保健師や栄養士、運動指導士等が健康相談を実施しています。お気軽に健康課(九四七-二七八二)までお電話ください。お待ちしています。(保健師 浦崎千佐江)

宮城芳枝さん(津波古)
体重を記録していくことでいろんなことを気づいたと話す宮城さん。
「週3回ウォーキングを友人と実行し3ヶ月で5㎏体重が減少。独身時代のスカートが着れるようになりとてもうれしい。また肩こりや頭痛もよくなった。高コレステロールも改善し、体力もアップした。」
「まずは15分でもできることから始めてみよう!無理をせず楽しくやることが続けていくコツです。」

●「ながら食い」はやめる
テレビを見ながら、仕事をしながらなど

●早食いをしない
忙しさにふりまわされるとつい食べ過ぎる

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/1q9Ca-O8L2BjI_dpmHWH7SwDei2zngVsr/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008457
内容コード G000000819-0023
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第331号(2005年2月)
ページ 10
年代区分 2000年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 2005/02/10
公開日 2025/01/20