記事でもとりあげましたが、先日、佐敷町史五移民編の出版祝賀会がおこなわれました。
その席上、編集事務局から海外出張の話で、移民者から「もう十年早く来てくれたらよかったのに」という話もありました。
移民者の方も年を重ね、証言することも難しくなっています。
また、先月号の新垣安子さんの「編集を終えて」にありましたように、故郷を想う彼らの心には胸を打たれます。
故郷を離れ、言葉も通じない世界で波乱万丈の生活を送った移民者たち。今年の秋は、彼らの体験を移民編で振り返ってみてはいかがでしょうか。（哲）