「男は仕事、女は家庭」という考え方に代表されるように、男はこうあるべき、女はこうあるべきという、性別役割分担意識が根強く残っています。このような考えは、男女の行動や生きかたを固定化し、時として人生の選択の幅を狭めてしまいます。本町では男女が対等な立場で、性別にこだわることなく、個人がいきいきとした毎日をおくることができる男女共同参画社会の実現に向けて、住民の意識改革を目指します。
男女共同参画社会づくりに望むこと ~町民アンケートから~
なぜ、今、男女共同参画社会の実現がさけばれているか、どういうふうに佐敷町として取り組んでいくか、町民に分かりやすく説明し、意識啓発を求めていくことがまず先決ではないかと思います。(20代女性)
現在の実態がどのようになっているのかよくわからないので、広報などで示していただきたい。又、今後の方向を町としてどのようにしたいかも折りあるごとに話してもらいたいと思います。(40代女性)
これからの社会、前途多難であり、経済の悪化、リストラと厳しいことでしょう。だからこそ、今一つ男、女問わず互いに思いあって協力しつつ絆を深め、認識し、お互い支え合って将来ある社会を築いて欲しいと切に希望します。(30代男性)
この趣旨にむけての講演会を各地で実施すれば常識の一般化が図られるものと信ずる。(70代男性)
男女共同参画社会の実現に向けて、ポジティブに取り組んで頂き、男女が共に共通認識を持ち、同じ視点で物事を考える場を作って欲しいと思います。(50代男性)
一. 男女共同参画型のイベントを数多く持つこと。
二. 町独特の地域性をもっともっと生かすこと。(60代男性)
「男女共同参画社会基本法」の周知度(役場職員、教職員)
役場職員
内容を知っている13.2%
聞いたことがある 62.8%
知らない20.7%
無回答3.3%
教職員
内容を知っている10.4%
聞いたことがある 39.0%
知らない 50.6%
役場職員や教職員の男女共同参画に対する意識が低いことから、住民においても同様の結果が予想されます。
そこで、男女共同参画に対する住民理解を高めるための取り組みを行います。
基本施策 男女共同参画社会づくりに関する啓発活動の強化
事業Nо1 広報活動の充実
主な事業 男女共同参画社会づくりに関する情報や取り組みを住民に周知するために、広報「さしき」やホームページ、掲示板等を通じた広報活動を展開します。
実施スケジュール 16年度 17年度 18年度 19年度 20年度
主管部署 企画財政課
関係部署 全課
事業Nо2 講演会・講座等の開催
主な事業 男女共同参画社会づくりに対する住民の関心を高めるために、定期的に講演会や講座等を開催します。
実施スケジュール 16年度 17年度 18年度 19年度 20年度
主管部署 企画財政課・生涯学習課
関係部署 学校教育課
事業Nо3 各種団体への資料と情報の提供
主な事業 自治会や商工会等、町内の各種団体における男女共同参画を推進するために、男女共同参画社会づくりに関する資料や情報の提供に努めます。
実施スケジュール 17年度 18年度 19年度 20年度
主管部署 企画財政課
関係部署 全課
事業Nо4 情報収集の強化
主な事業 本町における男女共同参画社会づくりを推進するために、男女共同参画に関する町内外の情報収集を強化します。
実施スケジュール 16年度 17年度 18年度 19年度 20年度
主管部署 企画財政課
関係部署 全課
事業Nо5 調査研究の実施
主な事業 住民ニーズに即した施策展開を図るため、男女共同参画に関する住民意識や生活実態の調査を実施します。
実施スケジュール 18年度 20年度
主管部署 企画財政課
ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/1K4e6l3zAWHFcXuw2OkOJJCi9HDY5-T4E/view?usp=drive_link |
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008457 |
内容コード | G000000813-0018 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第325号(2004年8月) |
ページ | 8-9 |
年代区分 | 2000年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 2004/08/10 |
公開日 | 2025/01/20 |