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国保「ヘルスアップモデル事業」国より実施の指定を受けました

「国保ヘルスアップモデル事業」は国民健康保険の国庫補助事業で、生活習慣病の予備軍を対象に、健康を維持・増進するためのプログラム(個別健康支援プログラム)を関係機関と協同で開発し、それを実施・評価していくものです。
事業実施市町村は、厚生労働大臣によって、1つの県で1つの市町村のみが指定を受け、沖縄県では佐敷町が平成16年度から18年度までの3か年間指定を受け、事業を実施することとなりました。国保加入者で69歳以下の方で佐敷町からは80人が対象となります。ご協力よろしくおねがいします。

「生活習慣の改善が主となります。」
平成15・16年度住民検診を受診した方又は15年度に人間ドックを受け、受診時の年齢が69歳以下の方で身体計測や血液検査などで生活習慣病予備軍と思われる方々(「高血圧」「高脂血症」「糖尿病」「肥満」について、要観察・要指導と結果が出た方)に対し栄養と運動の2つの面をバックアップしていくものです。

「栄養指導は何をするの?」
ヘルシーメニューとはいったいどのようなものを指すの?おやつの選び方はどのようにすればいいのでしょうか?いつも口にしているものだから皆さんの関心も高いと思います。町の栄養士と共に学びましょう。また実際に調理実習を行い、目で見て体で感じ、栄養について学びましょう。毎日の食事の改善が図れるかも。

「運動って何をするの?」
教室実施前に個人ごとの健康度測定や健脚度を測ります。実技としては動作法や「膝・腰痛予防のための運動療法」、正しいウォーキング法等を学びます。また、対象者全員に歩数計を差し上げ、教室実施前後における運動変容も調べます。施設は主に老人福祉センターを利用して行います。

「町民全体が健康に」
教室は7月、(または9月)から始まり、対象者のライフサイクルに合わせて昼コース。・夜コースの2コースに分かれて3ヶ月間行われます(合計4コース)。また、6ヶ月後、1年後、1年6ヶ月後に健康支援プログラムの実践前との比較を調査・検証していきます。この事業を通じて、個人の健康を維持・増進するとともに、健康づくりの意識の高揚を図りながら佐敷町全体の健康度の引き上げを目標とします。

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/1EbNujr9hVasZ53egg22VHTlPim2rxh4T/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008457
内容コード G000000809-0002
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第321号(2004年4月)
ページ 2
年代区分 2000年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 2004/04/10
公開日 2025/01/20