なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

第2回 尚巴志ハーフマラソン in SASHIKI

ハーフ女子は町出身宮城さんが初制覇
ハーフ男子の部を制したのは金城康一さん(東風平町)でタイムは1時間18分0秒でした。女子は町出身ランナー宮城依子さん(字新開)が1時間29分36秒でみごと初優勝を果たしました。
最大の難関といわれる「新里ビラ」では、延々と続く急坂と真夏を思わせる暑さにランナーたちは苦しめられました。しかし、その後に広がる自転車道の大パノラマロケーションやニライ・カナイ橋での沖縄を代表するジャス奏者、屋良文雄さんの心地よいリズムに足取りも軽くなっていました。
花いっぱいの沿道には、多くの町民が詰めかけ、太鼓やパーランクーを後押し。また、町内各地には私設給水所も設置され、自治体ボランティアの活躍も目立ちました。

走り終えたら、ビール片手に
大会終了後は、シュガーホールつきしろ広場において、海勢頭豊、100Marks、SSカンパニーなどのサブイベントが花を添えていました。走り終えたランナーたちはビールを片手に、勝利の美酒と音楽を心から楽しんでいました。
今大会は、ボランティアをはじめ、大会役員、後援者、すべての方が一丸となって取り組みました。町内外のランナーは多くの人たちに励まされ、尚巴志ハーフマラソンの温かさや素晴らしさ、そして大きな夢を感じたことでしょう。

今年のハーフの覇者
金城康一さん(東風平町 写真中央)でした

嶺井東助さんから最終ランナーへのプレゼント
町出身の陶芸家、嶺井東助さんから、制限時間いっぱいでゴールしたランナーへトロフィーのプレゼントがありました。トロフィーには「あなたこそ覇者!」と描かれ、最後までよくがんばったという意味を込めて2人に贈られました。

仲村 元太さん(25)那覇市
こんなにすばらしいトロフィーをもらえるとは・・。手渡されたチューチューが私を助けてくれた。ありがとうございます。

仲底 傑さん(24)八重山
最後までがんばってよかった。ラッキーです。来年も出ます。

同級生トリオで入賞 ハーフの部
ハーフの町内女子1位 真栄城鈴美(26)冨祖崎
【景色を堪能】
日頃から時々走っているが、本番では、とにかく新里ビラの坂がきつかった。景色がきれいなのがすごく印象的だった。来年も参加するかどうかは今はまだ考えていません。とにかく完走できてうれしい。

ハーフ町内男子1位 當間大和(26)屋比久
【ほっとした・・】
スタートしてから、ゴールするまで心配だった。前半がきつかった。途中では、いろんな人に励まされた。完走でき、ほっとしている。来年ももちろん参加したい。

女子総合1位 宮城依子さん(26)新開
【地元の応援に後押しされ】
ラスト5kmから足にきた。地元なので応援はうれしかった。最後までねばった。コースはきつかったけど、かなり景色がよかった。また、来年は2連覇をめざしてがんばりたい。

仲間とビールで乾杯~!!東部消防佐敷出張所メンバー
山内 昌国さん(30)伊原
初ハーフ。景色も良くていいコース。来年も走りたいなあ。

仲本 哲也さん(33)新里
今まで、いろんな大会に参加したが、こまめに給水があって良かった。1kごとのコースの掲示もあってよかった。

普天間 淳さん(33)津波古
景色は絶対いい。飽きない。健康マラソンのつもりでマイペースで走った。来年も出たい。

大城 洋二さん(25)佐敷
佐敷に人が多く集まってくるイベントはいいと思う。アピールになると思う。

大城 康秀さん(27)那覇市
暑かった。練習したわりにはきつかった。暑さにやられた。順調に上位入賞できてよかった。日頃の練習の結果が出たと思う。

當間 大吾さん(23)屋比久
今日は応援団としての参加。ビールを持って駆けつけた。去年、今年と参加できなかった。来年は絶対参加したい。

ウォーキング仲間で3キロ参加
玉城 光子さん(65)佐敷
昨年は給水ボランティアとしての参加。その時に出たい・・と思った。

小谷 シゲさん(67)佐敷
はじめてだけどとても楽しかった。

喜友名 清子さん(65)佐敷
生まれて初めてゼッケンを胸にした。メダルも初めて。最高に楽しい。「走って、走って」と言われ、とても勇気づけられました。

ちょっと人気!!おみやげにも、腹ごしらえにもいいと評判
会場では、佐敷町特産の「ひとひねり」が人気だった。佐敷町生活研究会加工部により作られたひとひねりは、ごま入りのスティック型サーターアンダギーといったところ。通常のサーターアンダギーは丸い形が多いなか、ちょっとひとひねりしてみようと、考えられた結果、今の形になったという。そんなところに名前の由来がある。他にはカステラ、もち(ゴーヤー、白、紅いも)が販売された。
加工部代表の城間廣子さんは「走る前に、私達の作ったひとひねり、もちを食べて新里ビラに挑戦してほしい。来年もアチコーコーを用意してお待ちしております」と話す。
ひとひねりは町内では、ちゃんくすば・がーでん、津波古の上原商店、農産物直売所で購入できる。(1袋200円)まずは食べてみる価値あり。

「尚巴志ハーフ大会記念Tシャツ・資金造成販売」
●価格 2,000円
●サイズ S~O寸(L寸在庫わずか)
●問い合わせ 佐敷町総務課 TEL 947-6211

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/18XVKxgn-Iw2PjmjJQdCkEB2KSBeNF9tC/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008456
内容コード G000000801-0001
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第317号(2003年12月)
ページ 2-5
年代区分 2000年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 2003/12/10
公開日 2025/01/20