●世代交流の場へ
佐敷コミュニティー施設がこのほど完成し、10月4日、同施設において、落成式及び落成記念式典が盛大に挙行されました。
建築面積は499㎡、総事業費は約1億6700万円で国及び町、字の負担で竣工しました。
施設は、集会室、図書室、調理実習室を兼ね備えており、高齢者をはじめ区民にとって各世代交流の場の利活用が期待されています。
●記念誌も発刊
祈念事業の一環として、記念誌「ふるさと佐敷のあゆみ」が発刊されました。
6ヶ月間という短い期間で多くの区民がこの記念誌発刊へ向け、調査、執筆、校正と編集作業に関わり完成させました。字民がいかに生きてきたかを歴史的に証拠だてる情報が数多く収録されています。
地域発展の原動力に 佐敷町長 津波 元徳
佐敷コミュニティー施設は、佐敷区からの建設要請を受け、佐敷・知念地区農村振興総合整備事業の一つとして採択され、農林水産省並びに沖縄県の補助により平成13年度に実施設計を完了し、平成14年度に無事工事が完了いたしました。子どもからお年よりまで幅広く利用できるように隅々まで創意工夫がなされております。
地域発展の原動力は、地域住民の和と協力にあるといわれます。この落成を契機に、区民の皆さんが佐敷コミュニティー施設を学習交流の場、生涯学習の場として存分に活用なされますようご祈念申し上げお祝いのことばとします。
心を一つにさらなる発展を 佐敷区長 屋比久 一男
旧公民館は昭和43年に建築され、区民の心をひとつに結ぶ活動の拠点として、今日の佐敷の発展に大きく寄与しました。
築35年の歳月による施設の老朽化により、必然的に公民館新築の気運が高まり平成10年には公民館建設委員会が発足しました。
その後、基本建設がなされ、国、県、町の御協力を得て農村振興総合整備事業として、ここに近代的な佐敷コミュニティー施設を建設することができました。
今後はこの施設が区民の地域交流の拠点として、教育、文化、福祉事業等に活用され、字佐敷の更なる発展に大きく貢献するものと確信しております。
ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/1YT03NgsnZI8SHk3b_RvgCKgn9c6B-P4-/view?usp=drive_link |
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008456 |
内容コード | G000000800-0001 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第316号(2003年11月) |
ページ | 2 |
年代区分 | 2000年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 2003/11/10 |
公開日 | 2025/01/20 |