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身近な立場から介護を考える ~介護ボランティア養成講座開催~

介護の方法・予防についての知識・技術を通して介護ボランティアを育成しようと、「介護ボランティア養成講座(主催・町ボランティアセンター・町社協)」が八月一日から計六回にわたり町老人福祉センターや町文化センターで開催されました。
第四回目の高齢者編では、特別養護老人ホーム小谷園生活指導員の大城明博さんが高齢者の特性やADL(日常生活動作)の衰えなどについて発表しました。また、高齢者体験として、ミキサー食、刻み食、普通食の食べ比べが行われたほか、体に約十キロのおもりやサングラス、耳栓を装着し、八十歳から九十歳を感じる体験が行われました。参加者からは、「あんなに重いとは思わなかった」とずっしりとした重量感と体の不自由さに恐怖を語る人もいました。
指導員の大城さんは「お年よりは少しの段差でも骨折の原因となります。日頃から運動し、筋力をつけることが大切です。また、バリアフリーといった周囲の環境づくりも必要です」と話していました。
人である以上避けては通れないといわれる介護問題。介護ボランティア講座を受けた方は、今後地域のリーダーとしての活躍が期待されています。

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/1dlVPId6JCHczIC5hNEvTD2xFKRPrzG4W/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008456
内容コード G000000799-0002
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第315号(2003年10月)
ページ 2
年代区分 2000年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 2003/10/10
公開日 2025/01/20