なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

SARS(重症緊急性呼吸器症候群)について

SARSとは?
SARS(重症緊急性呼吸器症候群)は、SARSコロナウイルスによる感染症です。SARS患者と接触した医療関係者や同居の家族など、患者の咳を浴びたり、咳や体液などに直接ふれるなどの濃厚な接触をした場合に感染し、10日間の潜伏期間を経て発症します。
 SARSコロナウイルスは、消毒用エタノールや漂白剤などの消毒で死滅します。

Q1 SARSが疑われるのはどのようなときですか?
  SARSが疑われるのは、
①10日以内に中国などの流行地域から帰国、又は10日以内にSARS患者の体液に触れるなどの濃厚な接触があった方。
②38度以上の急な発熱。
③せき又は呼吸困難感などの呼吸症状がある方。
 上記3項目にあてはまるときです。
特に、①の要件をみたす方は、必ず事前に南部福祉保健所又は最寄りの県立病院に電話で相談の上、指示に従って下さい。
 【南部福祉保健所】889-6591
 【県立那覇病院】 853-3111
 【県立南部病院】 994-0501
 【県立中部病院】 973-4111
 【琉大附属病院】 895-3331

Q2.SARSの予防法は?
 中国などのSARSの感染地域には必要な用事がない限り渡航を控えましょう。また、外出先から戻ったときに手洗い、うがいをおこなうことSARSだけではな<、多<の病気に共通する予防法です。

Q3.SARSの感染地域から帰国した場合にはどうすればいいのか?
 帰国後10日間は、
 ①人に会うのは最小限にする。
 ②やむを得ず外出する場合には、マスクを着用する。
 ③発熱、せき、呼吸困難といった症状が出た場合は、必ず南部福祉保健所又は県立病院に電話で相談し、指示に従って<ださい。

ご相談・お問い合せ 沖縄県福祉保健部健康増進課 866-2209
           (休日)8:30~17:00 090-1179-3349

※SARSに関する情報は日々変化しています。最新情報は下記のホームページ等をご覧下さい。
・厚生労働省(http://www.mhlw.go.jp)
・国立感染症研究所感染情報センター(http://idsc.nih.go.jp/index-j.html)
・海外渡航者のための感染症情報(検疫所) (http://wwww.forth.gojp/)

ダウンロード https://docs.google.com/uc?export=download&id=1sBM8Kd3EmTDKAfMvdnYIi7mhI60Ki7td
大分類 テキスト
資料コード 008456
内容コード G000000796-0022
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第312号(2003年7月)
ページ 14
年代区分 2000年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 2003/07/10
公開日 2023/12/18