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健康づくりトーク「今、沖縄の長寿を考える」 危ない!健康長寿の島沖縄

琉球大学教育学部教授 平良一彦先生
私達の生活で一番は何だろうと考える。栄養、運動、休養、など毎日のひずみをなくして
いくことも含めて、日常生活におけるライフスタイルが非常に重要。遺伝もあるが日常の
行動が非常に重要。100歳以上が何人いるかが大事。健康で質の高い生活を長年にわたり
行ってきている。昔ながらの沖縄の良さ、ぶた肉の摂取量、野菜は全国平均に比べ2倍以
上は食べている。しかし、これは高齢者。食塩の取り方、100歳以上は薄味。10年前に比
較すると沖縄らしさが失われてきている。
全国平均よりも肥満の割合が高い。沖縄の中高年は肥満がめだつ。津波古地区のみなさん
のようにウォーキングを取り入れて欲しい。
美容介護に関しては、おばあちゃんの顔色が明るく輝いてみえる。口数が多くなる。唾液
の違いから免疫力が向上したことがわかる。
美容介護を続けていけばまちがいなく効果がある。日常で継続すれば佐敷のお年寄りは町
づくりに成果があがる。住みよい町をつくってほしい。
自分たちができることは自分たちでやる。地域でできることは地域でやる。楽しみながら
継続してほしい。今こそしっかり足元をみつめなおして健康長寿県は沖縄ということを再
構築していかなければならない。ユイマール精神でお互いに呼びかける。佐敷は全国のモ

デル地区になっている。危機感を持って欲しい。もっと佐敷が質の高い健康のまち、福寿
のまちとして全国のトップランナーとして頑張っていってほしい。

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大分類 テキスト
資料コード 008456
内容コード G000000793-0027
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第309号(2003年4月)
ページ 16
年代区分 2000年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 2003/04/10
公開日 2023/12/18