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子どもたちが夢と希望をもてる社会を作ろう

児童買春が多発し、大人のモラルの低下が叫ばれる中、「子どもは社会の宝」子どもを守り育てる県民一斉行動佐敷町大会(主催・佐敷町、町議会、町教育委員会、町青少年育成町民議会)が10月10日シュガーホールで行われ、約150人が児童買春の撲滅を訴えました。
与那原警察署生活安全課少年係の東江林さんは「今年度の児童買春の実情として、テレクラを利用した検挙人員が増加している。今年は34件発生。検挙人員のうち、深夜俳徊が50%を占めている」ことを指摘。佐敷町婦人会副会長の古謝久子さんは「一番大切なのは、家庭、学校だけでなく地域とのつながりです。皆が危機感を感じ、立ち上がることが大事だと思います」と話し、町青年会代表の苗代慎吾さんは「大人は長い人生経験から判断力・責任力・自制心を身につけていますが、子どもは未熟な面があります。今後も青年会や大学で児童買春が起こらないように話し合っていきたいと思います」と述べていました。
最後に、大人は子どもと真剣に向き合い、勇気ある社会人として悪を許さない態度で行動しようなどの緊急アピールが採択されました。

全ての子どもたちへ
・常に自分がかけがえのない尊い存在である事を自覚してほしい
・自分をおとしめる心は、父母を悲しませ、まわりの人々への裏切りです。自分をいつくしみ、磨き続けて自らの誇りを高めてほしい。
沖縄県教育委員会

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大分類 テキスト
資料コード 008455
内容コード G000000784-0004
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第304号(2002年11月)
ページ 3
年代区分 2000年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 2002/11/10
公開日 2023/12/18