玉寄博文さん
中部商業高校2年 冨祖崎出身
「このチームになってから沖縄水産に負けたことはありませんが、伝統があるチームなので対戦前は少し不安でした」とはにかんだ笑顔で答えるのは夏の甲子園大会沖縄県予選で優勝を決めた中部商の玉寄博文投手。
野球を始めたのは小学3年生の時。左翼手からスタートしたが、強肩を見込まれてすぐにピッチャーを任された。
「県大会の決勝戦、五回裏のノーアウト満塁の時が一番きつかったです。先輩の、楽しく行けという言葉に励まされました」と玉寄投手は振り返る。緊張感と闘いながら、大きな壁を乗り越えた。
練習でいっぱい太陽を浴び真っ黒に焼けた肌。練習後お腹が空いて一番に食べたいものはカレーライス。素朴な感じが高校生らしい。「九州で勝って全国制覇して欲しいですね」と後輩である佐敷中野球部にエールを送った。
まっすぐに見つめるその先にはプロ野球選手という大きな夢を持つ頼もしい青年だ。
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008455 |
内容コード | G000000782-0006 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第302号(2002年9月) |
ページ | 5 |
年代区分 | 2000年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 2002/09/10 |
公開日 | 2023/12/15 |