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シリーズ男女共同参画社会を考える その③

今月は、「男女共同参画社会づくりに関する町民意識調査」より、慣習・地域行事に対する男女の意識の中から「地域でみられる男女差別」についてお知らせします。

■地域でみられる男女差別
最も多い回答は「地域で男女差別はみられない」という回答で、回答者全体のほぼ半分にあたる48.9%の人は地域での男女差別はないと感じています。「男尊女卑の意識が強い」という回答も一割弱です。しかし、「行事等の取り仕切りは男性」「各種団体の役員は男性」「行事や催し物の後片づけは女性」と回答した人もそれぞれ二割前後ずつおり、地域の行事や各種団体における役割の分担に男女差を感じる人も少なくないことがいえます。
男性は「地域のまつりごと等のとりしきりは男性である」 という回答が27.5%おり、女性の20.1%を上回っています。一方「催し物などの準備や片づけは女性である」という回答が女性では21.8%となっており、男性の16.2%よりも割合が多くなっています。
世代ごとにみると、二十代は他の世代に比べて「地域に男女差別はみられない」という回答の割合が他の世代に比べて多いのが特徴となっています。三十代は「催し物などの準備や片付けは女性である」 と答える人が多く、四十代以上では「地博のまつりごと等の取り仕切りは男性である」
「地域の各種団体の役員はほとんど男性である」という回答が二十代、三十代に比べて多い結果となっています。

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大分類 テキスト
資料コード 008455
内容コード G000000780-0017
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第300号(2002年7月)
ページ 10
年代区分 2000年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 2002/07/10
公開日 2023/12/15